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5/17 <sonora do silêncio>〜柳原由佳、沢田穣治、太田剣〜 at 下北沢No Room for Squares


<2018 March> (柳原由佳) 2024年9月27日、横濱エアジン

Text by Hideo Kanno 神野秀雄
Photo by Kanako Fujitani 藤谷香菜子 (Cover photoを除く)

<sonora do silêncio>
2026年5月17日(日) 13:30開場 14:00開演
下北沢 No Room For Squares

沢田穣治 Jyoji Sawada: contrabass
柳原由佳 Yuka Yanagihara: piano
太田 剣 Ken Ota: sax
チャージ 4,000円 東京都世田谷区北沢2-1-7 ハウジング北沢ビルⅡ 4F
詳細と予約はこちら

沢田穣治太田 剣柳原由佳によるユニット<sonora do silêncio>。ショーロクラブで36年活動、プロデューサー、作曲家、レーベルUnknown Silenceを主宰する鬼才 沢田穣治。バークリー音楽大学出身、2023年にデトロイト・ジャズ・フェスティヴァルに「KHAMSIN」で出演し喝采を浴び、ヨーロッパへアジアへと活動の場を広げる柳原由佳。名門VerveからCDデビュー、故和泉宏隆との共演、矢沢永吉のサポートなど幅広く活躍する太田剣。3人とも多数のプロジェクトに挑み、アルバム創りに精力的な点も共通している。

お互いをリスペクトしながら、まだ出会っていなかった3人が当日初めて集ったのが2023年10月、池袋「Apple Jump」での「the first contact」ライヴ。3人の美し過ぎるオリジナルの数々で、緻密で透明な世界を描き出し、「どこに行くかわからない」「決め事を守らない」「普段使わないアンテナを使う」自在で揺らぎのあるサウンドを生み出す。一期一会プロジェクトのつもりで結成されたが、その後「公園通りクラシックス」をひとつのホームとしながら長く音楽の旅を共にすることになった。この他「横濱エアジン」と千葉県柏市「ナーディス」、大阪・天満「バンブークラブ」、京都「RAG」と活動の場を広げて来た。2025年12月をもって渋谷「公園通りクラシックス」が休業に入った後、ホームのひとつとなっているのが下北沢「No Room for Squares」。禁酒法時代のバーをイメージした隠れ家的なジャズクラブで、若手・中堅が、既存店とは違う本気感を魅せる不思議な魅力を持ったハコであり、<sonora do silêncio>の新たなサウンドの進化を楽しみたい。

●柳原由佳の名曲<2018 March / Light of Hope>、「早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラ創部70周年記念コンサート」で初演
柳原由佳の名曲<2018 March>はさまざまなフォーマットで演奏されていて、たくさんのファンに愛されてきた。藤村麻紀作詞による歌<Light of Hope>もあり、4月には大阪・天満Bamboo Clubで東かおるが歌った。そして2026年5月6日の「早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラ創部70周年記念コンサート」で、中山拓海編曲でビッグバンド版<Light of Hope 〜2018 March〜>が初演された。今回は柳原自身の演奏によるオリジナル版を聴ける貴重な機会でもあり、お誘い合わせの上参加されたい。

<Surreal Sunset> (柳原由佳) 2024年5月7日、京都 Live Spot RAG

<Crystal Silence> (Chick Corea)〜故 赤松敏弘に捧ぐ
2025年10月23日 横濱エアジン

<Palhaço> (Egberto Gismonti)

●柳原由佳:ピアノ
Berklee College of Music Jazz Compsition Major卒業。
ジャンルを問わず自己トリオを含め現在20以上のバンドやユニットで活動。関東と関西を拠点に置き全国各地、近年では海外でも演奏活動を行う。
2019年自己トリオの2nd Album 『Inner Views』を発表し、本作品に収録されている『Silence』が雑誌<ジャズ批評>ジャズオーディオ・ディスク大賞2019メロディ賞を受賞。
2023年4月フランス・シャモニーでスタジオ録音とライブ録音を行い、ライブには50名以上のオーディエンスが入り、大変好評を得る。収録した音源は2024年に”Live in Chamonix” 2025年に”sonvisibilité”としてアルバムをリリース。
2023年8月所属バンドKHAMSINでDetroit Jazz Festivalに出演。スタンディングオベーションを受け大変好評を得る。
2024年10月〜2025年3月のNHKラジオ第2『まいにちスペイン語・応用編』の音楽を担当。
2025年3月にフランス・サンマロのジャズフェス『Jazz à l’étage #14』に参加。リヨンでのソロライブも含めて2023年より毎年フランスにてライブを実施、好評を得る。
作編曲の提供も行い、キャッチーでメロディアスな作品は各方面より好評を得ている。

●沢田穣治:コントラバス/作編曲家
映画やアニメのサウンドトラック、舞台作品の音楽、フィールドレコーディング作品の制作、アルバムのプロデュースなど、その活動領域は音楽が存在する場所すべてといってもよいほどに多岐に及ぶ「破天荒音楽家」。プロジェクトごとに楽器(コントラバス、フレットレスベース、ギター、ピアノなど)を持ち替えるマルチ・インストゥルメンタリストであることが、沢田の表現活動をよりミステリアスなものにしている。
ブラジル音楽の室内楽トリオである「ショーロクラブ( Choro Club)」での活動は36年にも及ぶ。
近年では京都市立藝術大学で修復されたバシェ音響彫刻の修復、研究にも関わり演奏家/作曲家としてロームシアターで公演、2018年には映像作家Vincent Moonとのコラボレーションも果たす。
現代音楽及び邦楽器などのための室内楽作品の作曲と並行して、おおたか静流、川本真琴、畠山美由紀、Vinicius Cantuaria、Joyce Moreno、Fernando Kabuschi 、太田裕美、忌野清志郎、jimama、EPO、松下奈緒、
simon fisher tuner、といった数多くのシンガー/音楽家たちの公演やアルバム制作プロデュースに精力的に関わる。
2022年には七尾旅人の新作アルバム『Long Voyage』にストリングスアレンジ他で参加。
盟友でもある中川陽介監督の作品の音楽を長く担当し最近は「歌ってコザのママさん」の音楽などがあり
佐藤順一監督のARIAシリーズでも長く音楽を担当。
個人の音楽プロジェクトとしては、2020年、闘病を機に個人レーベル「アンノウン サイレンス(Unknown Silence)」を始動。
UPLINK京都・吉祥寺の劇場で総合芸術イベント『Unknown PRISM』を2年連続で主催。中山晃子、アオイヤマダ、富沢ノボルを始めとするトップクリエイター達や沢田音楽に欠かせないミュージシャンが参加。
近年のアルバムなど作曲家の窪田ミナとの「Nowhere Chamber Ensemble」、高木正勝らとの「Closeness Ensemble of Kyoto」、鈴木大介と馬場孝喜との「Quiet Answer Trio」、ジャズ回帰をテーマとする「Contra Banda」。自らピアニストしてのピアノソロ作品『アヴァンギャルドな金魚』もリリースした。

●太田剣:サックス
愛知県生まれ。高校在学中にクラシックのサックス奏法を雲井雅人に、早稲田大学ではロシア文学を専攻する傍ら、ジャズの奏法を池田篤に師事。在学中に渡米しKenny Garrett、Vincent Herringらに師事する。大坂昌彦(ds)、TOKU(vo,flh)、小沼ようすけ(g)、Tommy Campbell(ds)、小林陽一(ds)らのバンドで活動したのち、2006年、初リーダーアルバム「Swingroove」でユニバーサル・ミュージックよりメジャーデビュー。Jazzの名門、Verve(ヴァーヴ)レーベルからCDをリリースしたサックス奏者としては、渡辺貞夫に続いて日本人で2人目となる。オーストラリア、ロシア、アメリカ、ジャカルタなど海外のジャズフェスティバルへも多数出演。Halie Loren、平賀マリカ、安富祖貴子などジャズボーカリスト以外にも、矢沢永吉、中村あゆみなど、ロックシンガーのライブサポートや、塚越慎子(マリンバ)、山田由希子(パイプオルガン)など、クラシック奏者のコンサートへの出演、『Crarion』『Audi』など国内外の企業のTV-CMへの出演&音楽提供など、ジャンル・メディアを問わず幅広く活動している。2013年より故郷、田原市の「渥美半島ふるさと大使」に就任。2021年に設立した自身のレーベル『SCRAMASAX RECORDS』では、T-SQUAREのキーボーディストとして著名な和泉宏隆、松本圭司らとの作品や、秋田慎治(p)土井孝幸(b)とのユニット「k.a.t.」のCDをリリース。

Light of Hope (2018 March) <柳原由佳作曲、藤村麻紀作詞>
柳原由佳 Yuka Yanagihara(p)、東かおる Kaoru Azuma(vo)、沢田穣治 Jyoji Sawada(b)

【JazzTokyo 寄稿記事】
特集『ECM: 私の1枚』
柳原由佳『Keith Jarrett / The Melody At Night, With You』
沢田穣治『Gary Peacock / Tales of Another』
太田 剣『Jan Garbarek / In Praise of Dreams』

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

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