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7/03~ ドキュメンタリー映画『カウント・ベイシー』公開

ジャズにブルースを持ち込み、リズム革命を引き起こしたカウント・ベイシーは、スウィングジャズの黄金時代を築き、“キング・オブ・スウィング”と称された。日本でも、長年多くのジャズファンを虜にし、現在に至るまでリスナーのみならず、ビッグバンドや吹奏楽の各世代のプレイヤーにも愛され続けている。本作は、彼の華々しい表舞台での活躍のみならず、これまでベイシー自身があまり語ってこなかった知られざる私生活にも焦点が当てられている。数多のホームムービーや膨大な写真アルバム、手紙等の貴重資料によって、脳性麻痺の障がいを持って生まれた娘ダイアンや、アフリカ系アメリカ人の人権啓蒙運動を初期の頃から支援し、マーティン・ルーサー・キング夫妻とも交流した妻キャサリンへの家族愛が明かされる。
また、映画には今も活動を続けるベイシー楽団の面々や、クインシー・ジョーンズ、アニー・ロスといった友人たちも登場。彼らが語るベイシー像や、フランク・シナトラやビリー・ホリデイらとの共演など貴重なアーカイブ資料によって、彼の足跡と20世紀のアメリカの激動の社会史が浮き彫りにされる。
配給はディスクユニオンで、73()から、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、シネマリスを皮切りに、全国で順次公開される予定。

■ カウント・ベイシー (1904-1984)
ニュージャージー州レッドバンク生まれのジャズピアニスト、バンドリーダー。仕事でミズーリ州カンザスシティを訪れた際、多くの一流ミュージシャン達との出会いを経て1928年にブルー・デヴィルズに加入。その後、ベニー・モーテン楽団でも研鑽を積んだ後、自らを冠したベイシー楽団を結成。オール・アメリカン・リズムセクションと讃えられた強力なリズム陣に支えられ、レスター・ヤングを始め優秀なソロイストを前面に黄金時代を築く。戦後まもなく再結成したバンドではクインシー・ジョーンズなど優秀なアレンジャーを起用し「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」などが大ヒット。ふたたびビッグバンド・ジャズの最高峰に君臨。生涯のうち、グラミー賞に20回ノミネートされ、9部門での受賞を誇る。1984年に死去。

■ ベイシー楽団 (1936-)
カウント・ベイシーによって1935年に結成されたビッグバンド。ベイシー没後の現在も大人気で、昨年結成90周年を迎えた。世界中でライブを行っており、日本にもたびたび来日、昨年に続き今秋の来日も予定されている。本作にも現在のバンドリーダーであるスコッティ・バーンハートをはじめ多くのメンバーたちが登場し、ベイシーとの思い出を語っている。最新作『ベイシー・スイングス・ザ・ブルース』(CANDID/BSMF) がグラミー賞を受賞。

■ 監督:ジェレミー・マー (1943-2020)
ロンドン出身の映画監督、作家、プロデューサー。法律を専攻し弁護士の研修を経た後、スレード美術学校とロイヤル・カレッジ・オブ・アートで映画を学んだ。ハーコート・フィルムズを設立し、現在、ワールド・ミュージックと呼ばれている音楽と奏者を紹介する名シリーズ「Beats of the Heart」で名声を確立。ジェームス・ブラウン、ユッスー・ンドゥール、サンタナ、エイミー・ワインハウスなど、生涯にわたり、様々なミュージシャンの音楽ドキュメンタリーを制作した。日本では2006年に『ルーツ・ロック・レゲエ』(1978) が劇場公開されている。

詳細は
https://www.du-cinema.com/count-basie
 

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