7/30 東かおる、柳原由佳、沢田穣治 at 大阪・天満 Bamboo Club
Light of Hope (2018 March) (柳原由佳 / 藤村麻紀)
Text & photo by Hideo Kanno 神野秀雄
2026年7月30日(木) 19:30
大阪・天満 南国風 古民家カフェ「Bamboo Club」
東かおる Kaoru Azuma: vocal
柳原由佳 Yuka Yanagihara: piano
沢田穣治 Jyoji Sawada: contrabass
予約¥3,500 / 当日¥4,000 (1 drink & snack ¥1,000別途)
TEL: 06-6371-6403 大阪市北区黒崎町12-17 ウェブサイト
問合せ: bamboo.club.0601 (at) gmail.com
最寄駅:地下鉄堺筋線 天神橋筋6丁目 13番出口より徒歩2分
阪急・阪神 大阪梅田駅 徒歩15分 JR環状線 天満駅 徒歩7分 大阪駅 徒歩15分
関西とアメリカの2拠点で活躍するヴォーカリスト 東かおる(あずまかおる)、ショーロクラブでの活動でも知られる音楽家 沢田穣治のコントラバス、欧米でも活躍の場を広げるピアニスト柳原由佳の新しいトリオユニットの第2回公演。初公演は4月17日で、同じく天満Bamboo Clubだった。初回のライヴレポートはこちらをご参照いただきたい。東は美しく澄んだ声でスタンダードからコンテンポラリーまで幅広い領域で歌ってきたが、3人のオリジナルを中心にしながらノーマ・ウィンストン、ケニー・ホイーラー、フレッド・ハーシュのカヴァー、などコンテンポラリー、ECM的な選曲とサウンドに指向した公演で、柳原由佳の名曲<2018 March>の歌ヴァージョンの<Light of Hope>が演奏されたことも特記しておきたい。
大阪・天満の南国風古民家カフェ「Bamboo Club」は、竹で作られた天井、昔ながらの形を残した懐かしい家に帰ってきたような空間で不思議と和む空間で、3人の紡ぎ出す未体験のサウンドに身を委ねたい。
●東かおる:ヴォーカル
東かおるは大阪府出身。美しく澄んだ歌声で寄り添う丁寧な歌、明瞭な英語発音によるスウィング感あふれる本格的なジャズ歌唱、親しみやすいMCには定評があるジャズボーカリスト。2000年第1回神戸ジャズヴォーカルクイーンコンテストにて最年少で出場、審査員特別賞を受賞を機にライブ活動をスタート。2003年ニューヨーク市立大学シティーカレッジ校ジャズ科への合格を機に渡米。在学中からニューヨークの数々のジャズクラブに出演。ハーレムの教会で聖歌隊としても活動。2008年同大学を卒業し帰国。2011年リトアニアで開催された国際ジャズヴォイス・コンペティションにアジア圏から唯一の出場を果たす。これまでに6枚のリーダーアルバムを発売し、日本のみならず欧米の各メディアに取り上げられている。レパートリーはジャズスタンダード、ポップス、ブラジリアン、オリジナルなど幅広い。現在は日本とアメリカで活動中。公式ウェブサイトはこちら
●柳原由佳:ピアノ
バークリー音楽大学 Jazz Compsition Major卒業。ジャンルを問わず、自己トリオを含め現在20以上のバンドやユニットで活動。関東と関西を拠点に置き全国各地、近年では海外でも演奏活動を行う。
2019年自己トリオの2nd Album 『Inner Views』を発表し、本作品に収録されている『Silence』が雑誌<ジャズ批評>ジャズオーディオ・ディスク大賞2019メロディ賞を受賞。2023年4月フランス・シャモニーでスタジオ録音とライブ録音を行い、ライブには50名以上のオーディエンスが入り、大変好評を得る。収録した音源は2024年に”Live in Chamonix” 2025年に”sonvisibilité”としてアルバムをリリース。2023年8月所属バンドKHAMSINでDetroit Jazz Festivalに出演。スタンディングオベーションを受け大変好評を得る。
2024年10月〜2025年3月のNHKラジオ第2『まいにちスペイン語・応用編』の音楽を担当。
2025年3月にフランス・サンマロのジャズフェス『Jazz à l’étage #14』に参加。リヨンでのソロライブも含めて2023年より毎年フランスにてライブを実施、好評を得る。作編曲の提供も行い、キャッチーでメロディアスな作品は各方面より好評を得ている。公式ウェブサイトはこちら。
●沢田穣治:コントラバス/作編曲家
映画やアニメのサウンドトラック、舞台作品の音楽、フィールドレコーディング作品の制作、アルバムのプロデュースなど、その活動領域は音楽が存在する場所すべてといってもよいほどに多岐に及ぶ「破天荒音楽家」。プロジェクトごとに楽器(コントラバス、フレットレスベース、ギター、ピアノなど)を持ち替えるマルチ・インストゥルメンタリストであることが、沢田の表現活動をよりミステリアスなものにしている。
ブラジル音楽の室内楽トリオである「ショーロクラブ(Choro Club)」での活動は36年にも及ぶ。
近年では京都市立藝術大学で修復されたバシェ音響彫刻の研究にも関わり演奏家/作曲家としてロームシアターで公演、2018年には映像作家Vincent Moonとのコラボレーションも果たす。
現代音楽及び邦楽器などのための室内楽作品の作曲と並行して、おおたか静流、川本真琴、畠山美由紀、Vinicius Cantuaria、Joyce Moreno、Fernando Kabuschi 、太田裕美、忌野清志郎、jimama、EPO、松下奈緒、simon fisher tuner、といった数多くのシンガー/音楽家たちの公演やアルバム制作プロデュースに精力的に関わる。2022年には七尾旅人の新作アルバム『Long Voyage』にストリングスアレンジ他で参加。
盟友でもある中川陽介監督の作品の音楽を長く担当し最近は「歌ってコザのママさん」の音楽などがあり、佐藤順一監督のARIAシリーズでも長く音楽を担当。
個人の音楽プロジェクトとしては、2020年、闘病を機に個人レーベル「アンノウン サイレンス(Unknown Silence)」を始動。
UPLINK京都・吉祥寺の劇場で総合芸術イベント『Unknown PRISM』を2年連続で主催。中山晃子、アオイヤマダ、富沢ノボルを始めとするトップクリエイター達や沢田音楽に欠かせないミュージシャンが参加。近年のアルバムなど作曲家の窪田ミナとの「Nowhere Chamber Ensemble」、高木正勝らとの「Closeness Ensemble of Kyoto」、鈴木大介と馬場孝喜との「Quiet Answer Trio」、ジャズ回帰をテーマとする「Contra Banda」。自らピアニストしてのピアノソロ作品『アヴァンギャルドな金魚』もリリースした。公式ウェブサイトはこちら。
横顔 (沢田穣治 / 柴 里恵)
死んだ男の残したものは (武満 徹 / 谷川俊太郎)
Crescent (三日月) (東かおる)
【Jazz Tokyo 特集『ECM: 私の1枚』】
東かおる『Charles Lloyed / The Water is Wide』
柳原由佳『Keith Jarrett / The Melody At Night, With You』
沢田穣治『Gary Peacock / Tales of Another』



