ジャズ・トランペッター小倉直也 BMI「チャーリー・パーカー・ジャズ作曲賞」受賞
© BMI(写真は左から)アンディ・ファーバー(BMI JCW音楽監督)、ディードラ・チャドウィック(BMI財団会長 兼 BMI クラシック・ジャズ部門最高責任者)、小倉直也、アラン・ファーバー(BMI JCW副音楽監督)
写真提供:ブライアン・ バーソン(BMI)
ジャズ・トランペッター、作編曲家、そして小倉直也ジャズ・オーケストラのバンド リーダーである小倉直也が、2026 年6 月12 日にニューヨーク・シンフォニー・スペース内レナード・ニ モイ・タリア劇場で開催されたBMI 第37 回ジャズ・コンポーザーズ・ワークショップ・サマーショーケー スにおいて権威ある「チャーリー・パーカー・ジャズ作曲賞」を受賞した。 ジャズ作曲界最高峰の栄誉のひとつ。 第37回BMIジャズ・コンポーザーズ・ショーケースにて受賞したもの。
当日は9 作品がBMI/ニュー ヨーク・ジャズ・オーケストラによって演奏され、Jon Faddis、Michael Philip Mossman、David Rivelloら著名なジャズ・ミュージシャンと作曲家による審査の結果、小倉の自作曲「Paper Cups」が 最優秀作品に選出された。あわせてBMI 財団より、ワークショップ創設者の故マニー・アルバムを記 念した新作委嘱料($3,000 マニー・アルバム・コミッション)も授与され、2027年のショーケースで新 作が世界初演される予定。

小倉直也は兵庫県西宮市出身。幼少期よりクラシック・トランペットを学び、高校時代にジャズと出 会う。その後ニューヨークへ渡り、ニューヨーク市立大学クイーンズ・カレッジ大学院(アーロン・コープ ランド音楽学校)ジャズ作曲科に入学。2022 年に首席で修了した。これまでにMarvin Hamlisch International Music Award(2021年)、Jimmy Heath Music Award(2022年)を受賞しており、今回 の受賞はその実績をさらに塗り替えるものとなった。
2025年12 月にリリースされたデビュー・ビッグバンド・アルバム『Colors of a Journey』は、アメリカの JazzWeekチャートで67位にランクイン、Spotifyで11万回以上のストリーム再生を記録。Music Award Japan(通称「日本のグラミー賞」)のノミネート候補にも選出された。日本の音楽メディアから も高い評価を受け、Music Magazine 誌はマリア・シュナイダーを思わせる叙情性とサド・ジョーンズ 的なモダン・ブルースの感性を讃え、Jaz.in、The Sax、WAY OUT WEST、CD Journalも相次いで絶 賛。さらに2025 年夏に行った全国6 都市ジャパン・ツアーでは総動員767 名、CD254 枚の販売を記 録し、ジャズというジャンルにおいては異例の成功を収めた。今回のBMI チャーリー・パーカージャズ 作曲賞受賞により、小倉直也はニューヨークと日本をつなぐジャズ作曲家として、国際舞台でその存 在感をいっそう高めている。
なお、今回の歴史的受賞を受け、満を持して今夏に日本での凱旋公演が決定。小倉直也が ニューヨークの最前線で研ぎ澄ましてきた最先端のビッグバンド・サウンドを、国内屈指のトップ ミュージシャンたちを迎えた特別編成により、東西の至高のベニューで体感できる極めて貴重な機会 となる。
2026年8月13日(木):渋谷 Body & Soul
2026年9月3日(木):神戸 100BAN Hall
♫ CDレヴュー
https://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-117362/
