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ピアニスト/コンポーザー藤井郷子 CDリリース・ラッシュ!

1996年のCDデビュー以来、リーダー作が100作を超えた(103作) 記事が日本経済新聞に掲載されたのが2023年10月だった。その後も創作意欲は留まるところを知らず、年内にはさらに6作がリリースされるというまさに「CDリリース・ラッシュ」。しかも、マイラ・メルフォードとのピアノ・デュオ『かたらひ』に続く5作は、すべてオーケストラ作品というから驚く。

『藤井郷子&マイラ・メルフォード/KATARAHI(かたらひ)』
ROGUEART ROG0149 ¥3,300(税込)

2024年9月にオーストリアのライプニッツ・ジャズ・フェスティバルでマイラ・メルフォードと共演した際のライブ音源。全7曲のうち4曲をマイラが提供、残り3曲が藤井の提供。親しい友人同士が心を通わせ合う対話を意味する「語らい」をタイトルに選んだ理由を藤井は、「マイラと演奏していると、いつも親しい友人と語り合っているような感覚を覚えるから」と語り、メイラも同じ思いを抱いているという。

『 Satoko Fujii’s Bunker Ulmenwall Orchestra』
Libra 218-083 ¥3,300 (税込)(7月10日発売予定)

12年前の未発表音源がドイツで発見、陽の目を見ることになった。日本以外にもベルリンとニューヨークにオーケストラを持つ藤井の通算24枚目のオーケストラ・アルバムとなる。Satoko Fujii’s Bunker Ulmenwall Orchestraは、藤井がドイツ・ビーレフェルトの老舗ジャズクラブ「Bunker Ulmenwall」に縁のある地元ミュージシャン達と2014年に結成した特別なオーケストラによる演奏。関係者のアーカイヴから偶然見つかった12年前の音源は「演奏の美しさとエネルギーの豊かさに、本当に驚きました」と藤井はいう。この新しい2枚組CDには、藤井をはじめとするオケの作曲家たちの難曲を演奏することに、明らかに喜びを感じている大編成アンサンブルの熱気が捉えられている。オケにはチェロやエレキギター、サンプラーも含まれている。

『藤井郷子オーケストラ神戸/After the Storm』
Libra 215-084 ¥2,300(8月5日発売予定)

2026年2月、神戸BigAppleで公開録音された最新録音。15名のオケに20名の予約限定客が入場、録音優先で演奏されたもの。コロナ禍 (Storm) の収束を想定して書かれた曲。5連続オケCDの2作目として8月にリリースされる予定。

この2作に続いて、2026年9月から11月まで、さらに3タイトルの大編成アルバムが発表される。
9月には今年2月のライブ録音による「Orchestra名古屋/Kore Kara」、10月に今年5月のライブ録音による「Orchestra Berlin/Second Attempt」、11月に7月29日に東京バディーで収録予定の「Orchestra 東京/Kappa Ondo」。Orchestra ニューヨークは来年に持ち越しになったが、パンデミックで停滞していた大編成プロジェクトが本格的に始動するという。

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