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ALM(コジマ録音)から新作2タイトル・リリース
八巻志帆『EVOKE』とマックス・デヴロー『レジスタンス』

ALM(コジマ録音)からユニークな新作2タイトルがリリースされる。バスクラリネット奏者八巻志帆の『EVOKE』とエレクトリック・ギター奏者マックス・デヴローの『レジスタンス』。

心のなかの音に、もういちど出会う

『EVOKE』(ALM3138) は八巻志帆の4作目のアルバム、八巻と中村奈央の2バスクラリネットによるフロントが、柳原由佳 (p) 、伊東佑希 (b)、則武諒 (ds) のピアノ・トリオと組むクインテット。18年にわたってバスクラリネットと向き合ってきた八巻が自身の音楽観をあらためて見つめ直した先に生まれたアルバムで、ジャズやクラシックなどのボーダーを超えてバスクラリネットを媒介として紡がれる音楽の美しさを、オリジナルやカヴァーを通して、きわめて率直な形で提示する。

試聴サイト;
https://kojimarokuon.com/products/alm-3138?_pos=2&_sid=3313df8c3&_ss=r

「抵抗」を原理としたプロセスと音楽

ミネアポリスを拠点とする作曲家・ギタリスト、マックス・デヴロー(1994–)は、映像・絵画・いけばなまで手がける分野横断的アーティストで、現代アメリカのアヴァンギャルド・シーンで独特の存在感を放つ。現代音楽、電子音響、サウンド・スタディーズ(音響文化論)の交点に位置するリリースは日本を含む各国レーベルから100を超え、坂本弘道、羽野昌二、吉田隆一といった日本の即興・前衛音楽アーティストとの協働も重ねている。本作《レジスタンス》は2026年作曲、デヴロー自演のギター独奏によってリアライゼーションされた音源。音楽のストーリー性ではなく発音方法・持続的注意・時間の物質性を強調する思弁的かつ透徹とした音響作品。不特定楽器またはアンサンブルのための図形記譜は、作品の個の強度と同一性を保ちながら、同時に分断を越えた連帯とヴァリエーションの可能性に開かれている。(本作の図形楽譜をブックレットに収載)

試聴サイト:
https://kojimarokuon.com/products/alm-149?_pos=1&_sid=82fc6fe8d&_ss=r

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