3/18 スイス INTAKT より3月新譜2タイトル発売
コンテンポラリ・ジャスのコンスタントは制作を続けるスイスのINTAKTレーベルから3月新譜の2タイトルが発表された。オリヴァー・レイク(as)、レジー・ワークマン(b)、アンドリュー・シリル(ds) というNYをベースに活動を続けるヴェテランによるTRIO3の7作目となる『Visiting Texture』(INTAKT CD282) は、2006年のデビュー作以来のゲスト無しの真正トリオによる初のスタジオ録音。彼らは2作目以降、イレーネ・シュヴァイツァー、ジェリ・アレン、ジェイソン・モラーン、ヴィジェイ・アイアーというピアニストをゲストに迎えカルテットで演奏してきた。今作ではメンバーによるオリジナルを主体に、1曲はインプロヴィゼーション、1曲はオーネット・コールマンの隠れた楽曲<A Girl Named Rainbow>を演奏している。
もう1枚はスイスの若手トリオ「Trio Heinz Herbert」(トリオ・ハインツ・ヘルベルト)による『The Willisau Concert』(INTAKT CD287)。ドミニク・ランドルト(g, effects)、ラモン・ランドルト(synth, sample, p)のランドルト兄弟とマリオ・ヘンニ(ds,effects)のトリオのヴィリソウ・ジェズフェス2016でのライヴ録音。若手らしく、アコースティックとエレクトリックをうまく融合させたアンビエント且つカッティング・エッジな演奏を展開している。