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3/18「第11回CDショップ大賞2019」ジャズ部門で 桑原あい・纐纈歩美が受賞

2004年に設立されたNPO法人・本屋大賞実行委員会が主催、書店の書店員の投票により選出される「本屋大賞」はすでに市民権を得ているが、「本屋大賞」にならってCDショップの店員の投票により選出される「CDショップ大賞」がある。全日本CDショップ店員組合が主催、今年で11回目を迎えるが、6回目から「ジャズ部門」が設けられた。
今年の「CDショップ大賞 ジャズ部門」に受賞作に選出されたのは、桑原あいザ・プロジェクト『To The End Of This World』と、纐纈歩美『O PATO』の2作。『To The End Of This World』は桑原あい6作目、桑原あいザ・プロジェクト名義初のアルバムで、ベース鳥越啓介、ドラム千住宗臣による新レギュラー・トリオの演奏を中心に、ヴォーカル、弦楽カルテット、サックス、フルート、ラッパーなど様々なゲスト・ミュージシャンを迎え、オリジナル曲を中心にスタンダードからクラシックのプーランクまでを対象とした意欲作で、発売元はユニバーサル・ミュージック。
一方の纐纈(こうけつ)歩美の『O PATO』はボサノバ誕生60周年を機にプロデューサー/アレンジャーに小野リサを起用、纐纈のアルトサックスの音色を生かしたボサノバ・アルバムで、ボサノバの名曲を楽しめる。発売はM&I。
また、再発作品、再編集盤、発掘音源による新譜など、過去のアーカイブ音源を使用したアルバムで、アーティストの再評価に繋がる、パッケージの創り手の思いが伝わる作品に与えられる賞「リビジテッド賞」にはジョン・コルトレーンの発掘音源『ザ・ロスト・アルバム』が選出された。制作は Impulse!(インパルス)で発売元はユニバーサル・ミュージック。

 

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