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8/17 エヴァン・パーカーの新作『Trance Map +/薄暮のニッケルスドルフ』がスイスINTAKTから

昨年11月シュリッペンバッハ・トリオの一員として来日、ベテランらしい演奏を聴かせたエヴァン・パーカーの新作が8月17日スイスINTAKTレーベルからリリースされる。

内容は、2017年7月22日、オーストリア・ニッケルスドルフで開催された「ジャズ・フェスティバル・ニッケルスドルフ」で収録されたライヴ演奏。スプラノサックスのエヴァンとターンテーブル/ライヴ・サンプリングのマシュー・ライトから成る「トランス・マップ」にダブルベースとエレクトロニクスのアダム・リンソン、タ—ンテーブルとエレクトロニクスのジョン・コクソン、エレクトロニクスのアシュレイ・ウェイルズが参加した5人編成のユニット。
エヴァンによれば、このCDは深夜、ヴォリュームを抑えてBGM的に流し、眠りの世界に導かれて欲しいとのこと。アルバム・タイトルは『Crepuscule in Nickelsdorf(薄暮のニッケルスドルフ)』(INTAKT CD329/2019)。

エヴァンとマシューは2008年に出会い、エヴァンのサックスにマシューのフィールド・レコーディング、カセットからのサンプリング、ターンテーブルのスクラッチング、ライヴ・プロセシングなどを駆使する「Trance Map」(トランス・マップ)としてプロジェクトを発展させてきた。ニッケルスドルフのジャズ・フェスではすべてをライヴで行うため、エレクトロニクス奏者を3人追加した。ライヴ・エレクトロニクスとリアルの小鳥の囀りや虫の鳴き声などが交差、幻想的な世界を醸し出すポスト・アンビエント的作品。

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