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11/1, 4 アンナ・マリア・ヨペック 来日公演

ANNA MARIA JOPEK
アンナ・マリア・ヨペック

2019年11月1日(金) 19:00 神戸新聞松方ホール
2019年11月4日 (月) 17:00 20:00 ブルーノート東京
Anna Maria Jopek(vo) アンナ・マリア・ヨペック(ヴォーカル)
Krzysztof Herdzin(p, fl, kalimba, back vo) クシシュトフ・ヘルジン(ピアノ、フルート、カリンバ、バックヴォーカル)
Robert Kubiszyn (b, per, back vo) ロベルト・クビシン(ベース、パーカッション、バックヴォーカル)
Piotr Nazaruk(g, fl, traditional Polish folk instruments, back vo)ピョトル・ナザルク(ギター、フルート、ポーランド伝統楽器、バックヴォーカル)

日本とポーランドは、第一次大戦終結後の1919年に国交を樹立し、今年100周年を迎える。ポーランドはその後もナチス・ドイツとソ連・スターリンによる国土分割、共産圏の時代など、その歴史は困難の連続であったが。誇り高く生き抜いてきたポーランド国民とその文化には尊敬すべき点が多く、素晴らしい文化を世界に発信し続けている。

その中でも特に日本で注目されているのが、アンナ・マリア・ヨペック。その素晴らしい声質と音楽性で幅広く活躍するポーランドの女性シンガーで、日本のジャズファンがその存在に気付いたのは、パット・メセニーの曲のカヴァーアルバムを作ろうと、パットに打診したところ、パット自身が弾くことになったという『Upojenie』だろう。また、小曽根真と『Road to Chopin』、『HAIKU(俳句)』で共演。最近ではブランフォード・マルサリスとも共演し、すばらしいコラボレーションを生み出している。ポーランドの音楽と言語を大切にしながら、新しい音楽を生み出し続けるポーランドの国民的歌手アンナ・マリア・ヨペックの魅惑の歌声を楽しみたい。

Hej przeleciał ptaszek / A little bird flew (live) – Anna Maria Jopek

Pat Metheny & Anna Maria Jopek – Zupelnie Inna Ja (Always And Forever)

Anna Maria Jopek & Makoto Ozone – Usagi, usagi

Anna Maria Jopek & Branford Marsalis „Ulotne / Elusive” (Making-Of)

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

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