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5/01 ピアニスト藤井郷子が<Instant Prize in Improvised Music 2020>受賞

ピアニストで作曲家、バンドリーダーの藤井郷子がInstant Prize in Improvised Music 2020を受賞した。今年の受賞者は藤井を含め12名で、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、ポール・リットン、ペーター・ブロッツマンなどのベテラン勢も含まれている。その他の受賞者は、レイモンド・ボニ(g)、ジョン・エドワーズ(b)、マッツ・グスタフソン(sax)、オキュン・リー(cello)、アート・リンゼイ(g)、サム・ニューサム(sax)、ラドンナ・スミス(vn)、ネイト・ウーリー(tp)とベテランから新進、ヴァイオリン、チェロまで非常に目配りが利いている。

藤井郷子は、1958年、東京生まれ。バークリー音大とニューイングランド音楽院 (NME)に学び、NMEでの恩師ポール・ブレイをメンターとする。ソロからビッグバンドまで多彩なフォーマットで内外を股にかけ幅広い活動を展開している。米ビルボード誌やJJA(全米ジャズ・ジャーナリスト会議)の批評家投票でも選出されるなど海外での評価が高い。

Instant Prize in Improvised Musicは、2018年に匿名のパトロンの意を受けて設立された基金 The Horse with No Nameがシカゴのギャラリー CORBETT vs DEMPSEYに運営を委託した賞で即興演奏家の支援を目的とし、賞金は5万ドル。2018年度の第1回目と2019年度の第2回目の受賞者はそれぞれ二人で第2回目の受賞者はエヴァン・パーカーとイクエ・モリ。

今年の受賞者の詳細は以下のサイトで;
https://www.corbettvsdempsey.com/2020/05/01/instant-award-improvised-music-2020-recipients/?fbclid=IwAR0OYADD1VgcHi9cW2j8xqp1eSlw0vCwpJTbdXWHnlsuwKHfWQD5QIpDBUI

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