12/12 小曽根 真 × 塩谷 哲 Christmas Special Piano Duet
鎌倉芸術館 OZONE Collection Vol.5

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Text by Hideo Kanno 神野秀雄

OZONE Collection Vol.5
Christmas Special Piano Duet
小曽根真×塩谷 哲

2021年12月12日(日) 16:00 鎌倉芸術館 大ホール
小曽根 真 Makoto Ozone (piano)
塩谷 哲 Satoru Shionoya (piano)
全席指定 S席6,000円 A席5,000円
問合せ  鎌倉芸術館チケットセンター 0120-1192-40 (10:00~19:00)
詳細は公式ウェブサイト

鎌倉芸術館が主催する「OZONE Collection」では、ジャンルを超えて世界でボーダーレスに活躍するピアニスト小曽根 真が、毎回さまざまなプログラムで音楽の魅力を届けてきた。 第1回は2018年3月17日の「小曽根 真 featuring No Name Horses Quintet」だった(Vol.3は、COVID-19感染拡大のため中止)。Vol.5となる今回は、小曽根 真 60歳記念となる「OZONE 60」全国ツアーの一環でもあるためどんな内容になるか注目されてきたが、厚い信頼と友情で結ばれたピアニスト塩谷 哲との8年振りのデュオ公演となり、ファンを喜ばせることになった。

1961年神戸出身の小曽根 真と、1966年東京出身の塩谷 哲、異なるフィールドでそれぞれがボーダーレスに日本で世界で活躍してきた。小曽根が神戸でラジオ番組を担当しているときに、塩谷のアルバム、おそらく1998年の『88+∞』を聴いてその作曲の素晴らしさに感動し、「いつか一緒にやろう」とラブコールを送る。しかし当時の塩谷には「世界の小曽根」からの社交辞令としか思えなかったという。実現したのが、2003年3月の札幌Kitaraホール。そして2005年に大阪ブルーノート(当時)でライブが開催されて、同名のアルバム『DUET』をそれぞれユニバーサル・ミュージックから小曽根名義と、ビクター・エンターテインメントから塩谷名義の計2枚をリリースしている。「JAZZ TOKYO」では、ラ・フォル・ジュルネ 2013 小曽根 真 x 塩谷 哲 「パリ × ジャズ」、2013年11月の塩谷 哲 “Forward” the premium piano concert~special guest 小曽根 真~についてコンサートレポートを掲載している。

鎌倉でのデュオは15年ぶり。日本全体としても現状ではデュオの予定が他に上がっていないので、貴重な機会となる。『OZONE 60』では水戸芸術館に2台のピアノを用意して録音され、2台ピアノのための曲を含め新曲が収録されているし、塩谷もこの10年で新曲を多数書いている。最近『Chick Corea & Makoto Ozone / Resonance』がリリースされたが、二人が敬愛するチック・コリアへの追悼。そしてクラシックからのインスピレーション。これまでになく幅広く、かつよりフォーカスされた魂のやりとり。どんなプログラムになるのか、今から楽しみでならない。


※塩谷 哲は、2016年よりパペットバラエティー番組「コレナンデ商会」(NHK-Eテレ 月〜金 07:20〜30)の音楽監督を務め、渾身の作編曲を行っている。

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。東京JAZZ 2014で、マイク・スターン、ランディ・ブレッカーとの”共演”を果たしたらしい。

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