3/25 And the music continues to evolve vol.19『Essence of Human Music Ⅲ』
五十嵐あさか、松本ちはや、植川縁、梶山真代
クラシック・現代音楽に基礎を持ち、民俗音楽や即興の領域でそれぞれ独自の活動を繰り広げてきた四人の精鋭を集めた、即興演奏ライブの三回目(前回はトリオ編成で実施)。他に類を見ないほど繊細で奥深くマジカルな音楽性は、奇跡のようにまばゆく、はかなくも美しい。その演奏は内なる生命力に満ち、予測不可能にもかかわらず、とても即興とは思えない高い完成度を達成していく。
2023年3月25日(土)
19時開場・19時30分開演
チャージ:3,000円
五十嵐あさか asaka igarashi (cello, voice)
松本ちはや chihaya matsumoto (percussion, voice)
植川縁 yukari uekawa (alto saxophone, soprano saxophone, suling, voice)
梶山真代 mayo kajiyama (flute, voice)
会場 渋谷「公園通りクラシックス」
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町19-5 東京山手教会B1F
http://koendoriclassics.com/
五十嵐あさか チェロ奏者・作編曲家。東京音楽大学卒業(器楽専攻)。00年エクアドル公演以来、南米の芸術家を中心に交流を続け国内外で活動を行う。2013年アルゼンチン移住、自作曲アルバム「mira-ミラ(’14)」「awasqa-アワスカ(’15 )」をリリース。2016年日本での活動再開。5弦チェロ(ブエノスアイレスPaula Godoy作)、ミニギター等使用し即興、弾き歌い、楽器以外の音との融合について研究。定期公演〜チェロと声の音楽会「音みる夜」はこの5月で8回目を迎えた。近年は十七絃筝のマクイーン時田深山とのデュオ、声優桑島法子「朗読夜」、舞踏家辻たくやとの「踊りと音」等様々なアーティストとの共演や、劇伴劇中歌、今年上映のドキュメンタリー映画「日本刀の美」等音楽制作に携わっている。 asakaigarashi.com
Q.あなたの音楽は『何』ですか?
A.私にとって音楽とは、「聞こえるもの」です。
松本ちはや パーカッショニスト。千葉県出身。 147cm。B型。10歳から打楽器を始める。 市立習志野高校吹奏楽部出身、OB講師。洗足学園音楽大学では、打楽器における現代音楽からジャズ、ワールドミュージック、そして即興演奏まで幅広く学ぶ。全日本チンドンコンクール3年連続優勝。現在主な活動として復元縄文土器太鼓を自作し、WS、演奏活動を積極的に行う。2022年3月26日に「Jomon Fantasy/縄文太鼓いにしえ」1st EPをリリース。音の世界では誰もが等しく平等であることを意識し、一緒に音を出す共演者、そしてその場に居合わせた全員と、音の世界での瞬間のコミュニケーションを大切に音楽を紡ぎ出す。
Q.あなたの音楽は『何』ですか?
A.自分が一番自分らしく、嘘偽りなく、素直に正直に居られる場所。
植川縁 リヨン地方音楽院(フランス)アムステルダム音楽院(オランダ)ゲント王立音楽院(ベルギー)にてサクソフォン、現代音楽を学ぶ。クラシック・現代音楽の演奏と並行し、児童養護施設での即興ワークショップや日本音楽即興学会での研究発表など即興演奏家としても活躍している。即興演奏を多方面から考察し演奏する「Edge Effect Ensemble」主宰。コンテンポラリーダンスやガムランとのコラボレーション公演に多数参加、特にガムラン公演ではサクソフォンソリストとガムラン奏者を両方こなし、オランダ、フランス、ドイツ、インドネシア、日本でフェスティバルや演奏会に出演。マリンバ奏者高口かれんと結成したDuo Printemps (デュオプランタン)、1st CD 『Sakura』発売中。
Q.あなたの音楽は『何』ですか?
A.鼓動です。耳をすませばそこにあるもの。
梶山真代 桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。日本ジュニア管打楽器コンクール第3位、全日本学生音楽コンクール入選。これまでにフルートを故中野富雄、神田寛明、小池郁江の各氏に師事。梅北直昭氏より作品を献呈されるなど、多くの新曲初演にたずさわる。幼少より演奏活動をはじめ、現在は自ら演奏会シリーズを企画。アンサンブル、即興演奏を中心に演奏活動を行う。
Q.あなたの音楽は『何』ですか?
A.呼吸。
第一回
第二回