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6/22 ペーター・ブロッツマン逝く

ドイツのクラリネット、サックス奏者(他にタロガトー)、現代美術アーティスト、ペーター・ブロッツマン(​​Peter Brötzmann)が6月22日亡くなった。1941年3月6日​​生まれ。享年82。昨年、ドラマーの羽野昌二が今春の日本ツアーに誘うべくヴッパータールにペーターを訪ねたが、肺気腫のため闘病中で実現しなかった。

現代美術を目指していたペーター(その流れでフルクサスにも関わる)が音楽を生業に選んだのはシドニー・ベシエのクラリネットを聴いて以来。クラリネットからアルト・サックスを修得、デビュー・アルバムは”サックスの父”アドルフ・サックスに捧げた『For Adolphe Sax』(1967)。活動はソロからテンテットに及んだが、FMP (Free Music Production) 設立に関わり、ICPオーケストラ、グローブ・ユニティ・オーケストラにも参加。リーダー作は50を超すがジャケットのアートワークはすべて自ら手がけた。
日本との関わりも多彩で、近藤等則、豊住芳三郎、羽野昌二、灰野敬二、八木美知依らが共演の機会を得た。9月に豊住芳三郎との共演アルバムをリトアニアのNoBusinessからリリース予定だった。なお、JazzTokyoでは次号#303で追悼特集を予定。(口絵写真は©2008横井一江)

 

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