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[配信] カーラ・ブレイ追悼特集〜大友良英のJam Jamラジオ/ジャズ・トゥナイト

Text by Hideo Kanno 神野秀雄

2023年10月17日に87歳で亡くなったピアニストで作編曲家のカーラ・ブレイを偲んで、カーラを深く敬愛していた大友良英によるふたつのプログラムが放送された。期間限定で配信で聴くことができる。

大友良英のJamJamラジオ
カーラ・ブレイ追悼特集

放送日:2023年11月3日&10日(金) KBS京都ラジオ
配信:ポッドキャスト版はこちらから放送後1年間聴取できる(#709と#710の「パソコンで再生」を)。
ただし、権利の関係で楽曲はカットされているのでCD、サブスクリプションなどで併せてお聴きいただきたい。ECM/WATTの音源は主要プラットフォームで聴くことができる。

JamJamラジオの公式ウェブサイトより解説を引用する。
「今夜のJAMJAMラジオは今年10月17日に87歳で亡くなったカーラ・ブレイを特集してお届けしました。
カーラブレイは(Carla Bley)は、アメリカはカリフォルニア州オークランド出身のピアニスト、作曲家、コンポーザーで活躍したミュージシャン。華奢で独特のヘアスタイルが印象的で曲もプレイもカッコよかったカーラブレイ。まだまだ演奏を聴けると思っていましたから残念です。最近、アーティストの訃報が次から次と舞い込んできて心が萎えます。聴きたいアーティストは聞けるチャンスがあるときは聞きに行こうと思うようになりました。」

「今週もJAMJAMラジオは今年10月17日に87歳で亡くなったカーラ・ブレイの追悼特集 第二弾でした。アルバム『ディナーミュージック』と『ムジークメカニーク』からの選曲でした。
KBSのレコ室には写真添付した作品が登録されていました。数多くリリースされていたカーラですがこの枚数しかないのは残念ですが、これだけでも在庫している事にちょっと感動しました。
カラフルなジャケットはアルバム『Amarcord Nino Rota』。色々なアーティストによるこのアルバムは巨匠二ノ・ロータのオマージュとして制作されています。フェリーニの作品が取り上げられている中、カーラ・ブレイはオルガン、グロッケンシュピール、指揮者、編曲家を担当し、10人に及ぶオーケストラで『8½』を演奏しています。ハル・ウィルナー のプロデュースでハンニバル・レコードから1981年リリースの1枚です。
今年は『音楽の人』の訃報が多くて本当に悲しいです。」

【2023年11月3日 放送曲目】

『Escalator Over The Hill」/ Carla Bley, Paul Haines』から
・Hotel Overture
・Businessmen
・Doctor Why
・Smalltown Agonist
performed by the Jazz Composer’s Orchestra.

【2023年11月10日 放送曲目】

・A New Hymn from 〜『Dinner Music』(WATT/6, 1977)
・Jesus Maria and Other Spanish Strains 〜 『Musique Mecanique』(WATT/9, 1978)
・Song Sung Long 〜 『Dinner Music』(WATT/6, 1977)

JAZZ TONIGHT
「アンコール:追悼カーラ・ブレイ」

放送日: 2023年11月18日(土) 23:00-25:00  NHK-FM
配信: 2023年11月25日(土)深夜25時まで <終了>

2022年4月30日に放送された「JAZZジャイアンツ〜カーラ・ブレイ」がアンコール再放送された。いつもの放送での新曲紹介コーナーも省いての2時間フルに使って、時系列を追っての紹介は聞き応えがある。カーラの曲を他のミュージシャンが演奏する音源も多数紹介された。

【JAZZ TONIGHT「アンコール:追悼カーラ・ブレイ」放送曲目】
0 Plus One
The Paul Bley Quartet
(GNP Crescendo GNPS-31)
Ictus
Jimmy Giuffre 3
(ECM POCJ-1112~3)
Barrage
Paul Bley Quintet
(ESP TKCZ-79109)
Sing Me Softly Of The Blues
The Art Farmer Quartet
(Atlantic WPCR-27202)
Ida Lupino
Paul Bley Trio
(ESP TKCZ-79128)
The New Funeral March
Gary Burton
(BMG BVCJ-37278)
The New National Anthem/The Survivors
Gary Burton
(BMG BVCJ-37278)
Viva la Quince Brigada
Charlie Haden、 Liberation Music Orchestra
(impulse! MVCI-23051)
The Ending to the First Side
Charlie Haden、 Liberation Music Orchestra
(impulse! MVCI-23051)
Ginger and David Theme
Carla Bley、 Paul Haines
(Jcoa J45J20370~1)
Why
Carla Bley、 Paul Haines
(Jcoa J45J20370~1)
It’s Not What You Do
Carla Bley、 Paul Haines
(Jcoa J45J20370~1)
Detective Writer Daughter
Carla Bley、 Paul Haines
(JCOA J45J20370~1)


Enormous Tots
Carla Bley
(WATT/1)
A New Hymn
Carla Bley
(WATT/6)
Reactionary Tango(Part1)
The Carla Bley Band
(WATT/11)
Real Life Hits
The Carla Bley Band
(WATT/12)
Misterioso
Carla Bley、 Johnny Griffin
(A&M 32XB29)


Blue in Green
Charlie Haden、 Liberation Music Orchestra
(impulse! UCCI-1035)
Beautiful Telephones Ⅲ
Carla Bley、 Andy Sheppard、 Steve Swallow
(ECM2669)

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

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