Monthly Editorial
Features
Reviews
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#1628 『川上ミネ/Pilgrim(ピルグリム』
CD/DVD Disks, No. 257 2019年8月31日 — 淡中 隆史
「採集した音」とピアノがどのように共和できているか。まだ少し心もとないのだけれど、聴くたびに音の隅々から「土地の地霊」が頭をもたげるのがはっきり聞こえる。
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#1627 『Yoko Miwa Trio / Keep Talkin’』
『三輪洋子トリオ/キープ・トーキン】CD/DVD Disks, No. 257 2019年8月31日 — 淡中 隆史
大きな達成感を持ったミュージシャンだけが発揮できる理想郷のようなプレイの連続だ。
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#1626 『騒乱武士 (Soran Bushi)/鎌鼬の里爆音ライブ』
CD/DVD Disks, No. 257 2019年8月31日 — 金野 "onnyk" 吉晃
しかしはやり「鎌鼬」(かまいたち)だ。あの写真集の迫力に<騒乱武士>はどこまで迫れたのか。
Column
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小野健彦の Live after Live #001~#009
小野健彦の Live after Live, No. 257 2019年8月31日 — 小野 健彦
左半身片麻痺の185cmの体躯を1本の杖に託し小野健彦が東に西に北へ南へ夜毎に巡るジャズ・スポットの数々。
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デレク・ベイリーを論ず(3)
GUEST COLUMN, No. 257 2019年8月31日 — 金野 "onnyk" 吉晃
作曲者の死後も存在し続ける楽曲と、演奏者の消滅とともに消え去る即興。しかし、その両者の目指すところは永遠性として合致していた。両者の合間にデレク・ベイリーはいた。
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#25 Ex. デイヴィッド・バーンの新作『Here Lies Love』をめぐって
ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥 2010年7月28日 — 稲岡邦彌
バーンの最新作は、商品としての形式は旧来のものですが、 もしかしたら新しい何かの萌芽を秘めているのかもしれません。ぼくが期待したいのは、そこなのです。
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#5 阪神淡路大震災被災支援活動〜CD制作とフェスティバル
CD『Rainbow Lotus~A Big Hand for Hanshin』& World Music Festival in Kobeある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥 2006年1月15日 — 稲岡邦彌
7ヶ国40数名のミュージシャンから提供された音源を基に2枚組のチャリティCDが制作され、神戸では被災高校生のための「World Music Festival」が開催された。
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ある音楽プロデューサーの軌跡 #3「インスピレーション&パワー14〜フリージャズ大祭 1」
ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥 2004年10月04日 — 稲岡邦彌
『インスピレーション&パワー14』収録にあたって主催者側と合意したのは、全14日間を完全に録音すること。その中から8アーティスト/グループをピックアップ、2枚組のアルバムとして発売することであった。
Concert/Live Report
及川公生の聴きどころチェック
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#644 『Masayuki Takayanagi&Nobuyoshi Ino with Masabumi Kikuchi / Live at Jazz-inn Lovely 1990』
『高柳昌行&井野信義 with 菊地雅章/ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー1990』及川公生の聴きどころチェック, No. 274 2021年2月06日 — 及川公生
音源の質感にアナログ録音が効果を効かせる。
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#643 『Derek Bailey&Mototeru Takagi / Live at FarOut, Atsugi 1987』
『デレク・ベイリー&高木元輝/ライヴ・アット・厚木FarOut 1987』及川公生の聴きどころチェック, No. 274 2021年2月06日 — 及川公生
当時の簡易録音器カセットであれ、ここまで、音像の輪郭が鮮明で音域の不足を感じない録音はお見事。