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BooksNo. 333

#145 『チック・コリア・フォーエヴァー 音楽・人生・日本』

text by Kenny Inaoka 稲岡邦彌

監修:青野浩史・小川隆夫
サイズ :A5判
ページ数:208ページ
価格:¥ 3,080 (本体 2,800+税)
初版: 2025/11/29
版元:シンコーミュージック・エンタテイメント

腰巻コピー:
稀代のピアニストの多彩な足跡を追った公認本!
共演者やスタッフのインタビュー、貴重な発掘記事、各種論考や評論、日本関連の秘蔵写真や逸話に加えて、作品リストや来日公演記録などデータも充実!


チック・コリア、ピアニスト、キーボーディスト、コンポーザー、1941.6.12~2021.2.9。
チック・コリアを愛し、友好関係を結び、仕事の場を共有してきた人たちを総動員し、日本で編集された公認本。第1章 チック・コリアを語る、第2章 チック・コリアの音楽、第3章 チック・コリアと日本の3章から成り、サブタイトルにあるチックの音楽、人生、日本を網羅する。中心となったのは、正式に名乗りを上げてはいないものの、日本チック・コリア協会ともいうべき5人。レコード会社の担当として関わった青野浩史を中心にプロモーターの小高秀一、コンサート・プロデューサーの八島敦子、評論家の小川隆夫と村井康司の5人。
チックの音楽の記録はディスコグラフィーや名曲解説にまとめられているが、それらに息を吹き込むのはチックの生の声である。そういう意味でチックのインタヴューが1973年から2007年までの間に行われた5本のインタヴューが収録されているのは貴重である。加えて、関係者が明かすそれぞれの立場で接したチックの人となり。『リターン・トゥ・フォーエヴァー』(ECM 1972) 以降、チックが何よりも心掛けてきたコミューニケーションの結果だろう。
チックの作品群(CDや楽曲)は膨大で、リスナーの多さではジャズ界でもトップ・クラス、また、現役のミュージシャンに対する影響力も絶大なものがある。当誌の追悼特集にもとくに多くのミュージシャンから追悼文が寄せられた。チックの没後数年でこのような公認本が編集・出版されたことは関係者の愛情の賜物でファンに対する格好の贈り物となった。
詳細は;
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0656520/
当誌関連記事(追悼特集);
https://jazztokyo.org/category/rip/r-i-p-chick-corea/

稲岡邦彌

稲岡邦彌 Kenny Inaoka 兵庫県伊丹市生まれ。1967年早大政経卒。2004年創刊以来Jazz Tokyo編集長。音楽プロデューサーとして「Nadja 21」レーベル主宰。著書に『新版 ECMの真実』(カンパニー社)、編著に『増補改訂版 ECM catalog』(東京キララ社)『及川公生のサウンド・レシピ』(ユニコム)、共著に『ジャズCDの名盤』(文春新書)。最新刊に訳書『キース・ジャレットの真実』(DU BOOKS)。2021年度「日本ジャズ音楽協会」会長賞受賞。

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