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及川公生の聴きどころチェックNo. 225

#315 『Carol Welsman / This is CAROL – Love Song 20』

Muzak MZCF-1340

キャロル・ウェルスマン(vo)

1スカイラーク
2いそしぎ
3哀しみのクラウン
4スマイル
5イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー
6シェルブールの雨傘
7やさしき伴侶を
8ティーチ・ミー・トゥナイト
9枯葉
10コルコヴァード / ポリーニョ・ガルシア
11ダニー・ボーイ
12遥かなる影
13イパネマの娘 / ポリーニョ・ガルシア
14ベサメ・ムーチョ / ポリーニョ・ガルシア
15魅せられて
16黒いオルフェ / ポリーニョ・ガルシア
17ジョニー・ギター / ポリーニョ・ガルシア
18マイ・フーリッシュ・ハート
19ある恋の物語
20マイ・ファニー・ヴァレンタイン

 

弾き語り。ボリューム感で迫るボーカルの質感が、最大の聞き応え。いい録音だ。写真、そのままではないだろうが、ピアノに全体がおおいかぶさる、遮音処置が。閉塞された環境のピアノだが、サウンドにそれが現れていない。むしろ開放的にさえ感じられる。オンマイクが、ボーカルとの対比を緊密にしている。単純なだけに優秀録音が光る。ギター5曲加わる。そのギターのサウンドも、気を抜いていない。

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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