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及川公生の聴きどころチェックNo. 241

#429  『Kira Kira / Bright Force』

Libra/Bomba204-048  ¥2484(税込)

キラキラ – Kira Kira:
田村夏樹 Natsuki Tamura (tp)
アリスター・スペンス Alister Spence (Rhodes electric piano, effects pedals, preparations)
藤井郷子Satoko Fujii (p)
竹村一哲 Ittetsu Fujii (ds)

1.Because Of The Sun (Alister Spence)
2.Nat 4 (田村夏樹)
3.Luna Lionfish 1 (藤井郷子)
4.Luna Lionfish 2 (藤井郷子)
5.Luna Lionfish 3 (藤井郷子)

Recorded by Masataka Fujikake at Knuttel House, Tokyo, September 12, 2017,
supported by Takanori Terabe
Mixed by Tim Whitten, Sydney
Mastered by Max Ross at Systems Two, NYC, NY, January 25, 2018


トランペットのサウンドに、従来と異なった変化が。演奏なのか録音の仕掛けなのか?。繊細さと緻密さに透明感が加わって素晴らしい表現力。試聴の冒頭でキラキラを感じた。しゃれではない。サウンドチェックに時間を要したのではと推測。
打楽器のエフェクト、ピアノのエフェクト、これらの音像を拡張せず、センター近辺に集中の仕掛けは、印象を強くする。
金属製楽器の音に、らしさが質量として強く印象にに残った録音でもある。

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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