#510 『ジェイ・マクシャン・ライブ・イン・東京 1990
Jay McShann Live in Tokyo 1990』

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text by Kimio Oikawa  及川公生

 

T2 Audio Studio  T2AUDIO~101  2,500円+税

ジェイ・マクシャン (p, vo)
リン・シートン(b, vo)
チャック・リグス (ds)

But Not For Me
In A Sentimental Mood
Kansas City
Moten Swing
On A Clear Day
Jumpin’ the Blues
Georgia On My Mind
All Of Me
Cute

録音・ミックス・マスタリング:坪井義幸 at T2 Audio Studio
録音:1990年4月9日  at Indigo Blues,  The ACT 、新宿、東京
カバーフォト:“LaBudde Special Collections, UMKC University Libraries”
ライナー・ノート:チャック・へディックス


骨格の図太いピアノサウンドに驚嘆。マイキングの鋭い感覚が音像を骨太に表現。バランスからこのグループを組み立てようとした録音の思考が鮮明にわかる。ピアノの音場感は左右に広げ過ぎない。ベースの音像をセンターに、ミックス・バランスは控えめ。ドラムも抑えて音場を使って遠近感で聞かせるバランス。録音の制作意図が、ここまで強引に表現した録音は珍しい。ピアノありきがこれほど頑固な録音は筆者もあまり経験がない。驚嘆の録音である。

及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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