#544『細川千尋/My variations』

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text by Kimio Oikawa 及川公生

King Records KICJ-831  ¥3,000+tax

Piano:細川千尋
Bass:井上陽介(M1,4,6,8)
Drums:セバスティアン・カプテイン(M1,4,6,8)
Guitar:井上智(M9)
1st Violin:西江辰郎 (M1,3,7)
2nd Violin:ビルマン聡平(M1,3)
Viola:須田祥子(M1,3)
Cello:海野幹夫(M1,3,7)

1. Waltz for Debby (Bill Evans)
2. Nardis (Miles Davis)
3. Autumn Leaves (Joseph Kosma)
4. 黎明 -Reimei- (Chihiro Hosokawa)
5. Kaleidoscope in the Dark (Chihiro Hosokawa)
6. Love Theme from Spartacus (Alex North)
7. Ave Maria (J.S.Bach/Charles Gounod)
8. “Jazz” Variations on a Theme of A Child is born (Thad Jones)
9. Peace Piece (Bill Evans)
All songs arranged by Chihiro Hosokawa

Recorded at King Sekiguchidai Studios, July, 2019
Recording & Mixing Engineer : Kentaroh Kikuchi
Mastering Engineer : Hiroyuki Tsuji
A&R Director:Ryota Hosaka (King Records)
Sound Producer : Chihiro Hosokawa
Supervisor : Takashi Tannaka


サウンドの決め手は、クラシックの音場だ。と、言いつつジャズのサウンドの組み立てもピアノの扱いで変わる。 透明感と勢いのある音質は、ピアノに対しての緻密なマイキング・プランがあったと推測。中音域の抜けのいい音は心に響く。弦楽器が加わるアレンジでは、当然、音場の組み立て、音響空間を創り構成する。音質も高音域の鋭い感触を適度に抑えて力強い響きを感じる。ギターの音も印象に残る録音。この作品はミックス技術で音像の背景を創ったと言える。

及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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