# 585『キース・ジャレット/ミュンヘン 2016』

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text by Kimio Oikawa 及川公生

ECM/ユニバーサルミュージック UCCE-1181(CD/LP各2枚組)

キース・ジャレット (p-solo)

CD:1
1.パート I
2.パート II
3.パート III
4.パート IV
5.パート V
6.パート VI
7.パート VII
CD:2
1.パート VIII
2.パート IX
3.パート X
4.パート XI
5.パート XII
6.アンサー・ミー、マイ・ラヴ (Fred Rauch, Gerhard Winkler)
7.イッツ・ア・ロンサム・オールド・タウン (Charles Kisco, Harry Tobias)
8.虹の彼方に (E.Y. Harburg, Harold Arlen)

Recorded live July 16, 2016 at Philharmonic Hall, Munich
Recording Engineer : Martin Pearson
Mastering Engineer : Christoph Stickel
Produced by Keith Jarrett
Executive Producer: Manfred Eicher


透明感に満ちたピアノの響きと低音域の重々しい音に、ピアノ録音の視点を提供される。ホール録音の残響にはさほど収録の重心はなく、むしろピアノに近接した録音の情景が浮かぶ重厚なサウンド仕立てが強烈な印象。弦の唸りの透明さには驚き。さらに、憶測だがホール録音でありながら、やや近接マイキングではないかと推察。低音部の音質が、この作品を盛り上げていると評価したい。


及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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