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及川公生の聴きどころチェックNo. 267

#602『Andy Brown / Alone Time』
『アンディ・ブラウン/アローン・タイム』

text by Kimio Oikawa 及川公生

Muzak

Andy Brown アンディ・ブラウン (solo guitar)

01. ルック・フォー・ザ・シルヴァー・ライニング
02. ビリンバウ
03. 愛のテーマ from ブレード・ランナー
04. ソフト・ウインズ
05. ザ・ジプシー
06. リトル・ホワイト・ライズ
07. イフ
08. ザ・ラヴァーン・ウォーク
09. ロリポップス・アンド・ローゼズ
10. ブルー・サンバ
11. ザ・ベスト・シング・フォー・ユー
12. ぼくが知ってるあのこと
13. 果てしない愛
14. わが故郷のサンバ
15. ベレヴィル

録音:2020年シカゴ


ギター。当然ラインアウトでの録音。ライン収録のジョイントのサウンドチェックは執拗にやったのでは。鮮明な音色に艶がある。高音部のエッジの鋭さがなく、低音部のうなりの混濁が綺麗な表現をしめす。音量を上げて聴くのは、オーディオの領域。おそらく満足と思うのだが。使用ギターを紹介しておく。Gibson Tal Farlow model 1965。

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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