#662 『高樹レイ/Live! in Jazz 2004』

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text by Kimio Oikawa 及川公生

高樹レイ(vo)
久保田浩(p)
池田芳夫(b)
古地克成(ds)


ボーカルの音像が勢いを感じさせ、ライブの音場を堪能する。スタジオ録音では得られないボーカルの音質に、聴きどころがある。ピアノ、ベース、ドラム、このバランスも見事で重厚なベースが特に感触がいい。ピアノの音像の作り方もライブの響きだ。同じようにボーカルの音像の輪郭に、ライブスペースの贅沢まで響きを感じさせている。録音当日のスペース内の響きを瞬間に取り込んだボーカルが録音を引き立てたと思う。

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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