末冨健夫『The Music Improvisation Company』
『ザ・ミュージック・インプロヴィゼイション・カンパニー』

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音楽そのものを変え、オーディオの再生まで影響を及ぼすこんなレーベルは他には古今東西見当たらない。

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金野Onnyk吉晃『Circle/Paris Concert』
『サークル/パリ・コンサート』

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アドリブを記憶するほど聴き、ぼろぼろになって買いなおしたのはこれくらいです。

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空気を造形する楽器 ジョエル・ライアン by dj sniff

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オランダの文化助成制度に翻弄されながらも何とか新しいことをやろうとしていた私をいつも肯定し、一番のアライでいてくれたのもジョエルだった。もちろんエヴァン・パーカーにも紹介してくれ、その結果パーカーのレーベルpsiからリリースした私のCDはまるで通行手形のように伝統あるヨーロッパ・フリーインプロのツアーサーキットやフェスティバルへの参加の機会をくれた。

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#2123 『Evan Parker Electroacoustic Quartet / Concert in Iwaki』

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このサウンドの新鮮さはなんなのだろう。21年前の録音なのに…。

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Reflection of Music Vol. 77 ジョン・ラッセル

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イギリスのギタリストで、即興演奏のコンサート・シリーズ Mopomoso での活動で知られるジョン・ラッセルが亡くなった。

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追悼 ジョン・ラッセル

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ベイリーもジョンさんのギターの音は鋭さも勿論なのだが、倍音が豊かな美しい音を大事にしているのだ。

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#2020 『No Tongues / Les voies de l’Oyapock』

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Covid-19という災厄のおかげで再認識された<自然>との共生、つまり「ウィズ・ネイチャー」こそ、我々人類が本気で取り組むべき課題に違いない。No Touguesの疑似民俗音楽は、自然と人類の芸術的コラボレーションの新たな形を予感させてくれる。

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#1965 『evan parker, paul lytton “collective calls (revisited) (jubilee)』
『エヴァン・パーカー=ポール・リットン/コレクティヴ・コールズ』(再演:50周年記念)

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エヴァンとリットンがロンドンで1969年に邂逅して半世紀、シカゴで2019年に録音されたのが今回リリースされたアルバムだ。

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#1659 『Evan Parker, Barry Guy, Paul Lytton / Concert in Vilnius』
『エヴァン・パーカー|バリー・ガイ|ポール・リットン/コンサート・イン・ヴィルニュス』

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エヴァンのサウンドは30年前に比較すれば、油のよく乗った歯車がゆっくりと回転しているような、滑らかな時計のメカニズムを感じさせるのであった。

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#578 『Evan Parker-Paul Lytton / Collective Calls』(Revisited)(Jubilee)
『エヴァン・パーカー=ポール・リットン/コレクティヴ・コールズ』(再演:50周年記念)

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音量を上げれば、まさにライブを聴いている気分になれる。

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2/14 INTAKTからE.パーカー+P.リットン・デュオ、「スネイクオイル」の新譜

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エヴァン・パーカー+ポール・リットンの50周年記念アルバムとマルク・デュクレ参加のスネイクオイルの6作目。

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デレク・ベイリーを論ず(4) 金野 Onnyk 吉晃

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ベイリーはヴェーベルンを研究し、自らの語法とサウンドを確立した頃、それを確認するかのように幾つかのソロを録音した。それらは決して冗長なものではなく、曲ごとの意識の違う短い演奏を編集したものだった。

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#1622 『Evan Parker – Matt Wright, TRANCE MAP+ / Crepuscule In Nickelsdorf』
『エヴァン・パーカー=マット・ライト Trance Map+ / 薄暮のニッケルスドルフ』

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エヴァンはこのアルバムを深夜に、小さく再生し、睡眠中に聴くよう促している。残念ながらこのライヴ録音時の聴衆は謹聴し続けていたようであるが。少なくとも鼾は聞こえない。

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8/17 エヴァン・パーカーの新作『Trance Map +/薄暮のニッケルスドルフ』がスイスINTAKTから

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ソプラノのエヴァン・パーカーと4人のエレクトロニクス奏者によるポスト・アンビエント的作品。

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#1605 『Fred Frith Live at The Stone / All Is Always Now』
『フレッド・フリス 〜ライヴ・アット・ザ・ストーン / オール・イズ・オールウェイズ・ナウ』 

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貴方が聴くのは、フレッド・フリスが十年かけて作曲し、自ら指揮した三楽章からなる3時間半の即興的狂詩曲

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#515 『Fred Frith Live at The Stone / All Is Always Now』
『フレッド・フリス 〜ライヴ・アット・ザ・ストーン / オール・イズ・オールウェイズ・ナウ』 

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ギターのエフェクトされた歪みも高音質録音でなくては成立しない。見事な録音だ。

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3/15 スイスINTAKTレーベルからステファン・クランプとフレッド・フリスの新譜リリース

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フリスの新作は、10年間に及ぶNYのクラブ「Stone」での80回の公演から23曲を3枚組CDに収めたもの。

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#10 アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ ・トリオ+高瀬アキ「冬の旅:日本編」

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3者それぞれ、名匠にふさわしい技量があればこそ、超越した音楽観があればこその演奏だった。

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#01 Schlippenbach Trio+Aki Takase『Winterreise in Japan』@座・高円寺

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過激さの呪縛を超越した、芳醇と円熟による凄みの境地。

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悠々自適 # 84 秋のコンサートから

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このアイディアがひらめいたのは、ジャズの演奏家が普段は決して演奏しないクラシックの楽曲を演奏した聴きごたえのあるコンサートが幾つかあったからだ。

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Reflection of Music Vol. 64 シュリッペンバッハ・トリオ

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シュリッペンバッハ ・トリオ+高瀬 アキ「冬の旅:日本編」を終えての謝意、そして個人的雑感とスライドショー。

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#1046 シュリッペンバッハ・トリオ

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三人の演奏は、ヨーロッパ・フリージャズの草創期から今日に至る、その積み重ねられた年輪に裏打ちされた揺るぎない音世界を描いてくれた。

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『エヴァン・パーカー、土取利行、ウィリアム・パーカー/THE FLOW OF SPIRIT』リリース

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2015年7月、土取利行がエヴァン・パーカーとウィリアム・パーカーを郡上八幡音楽祭に招聘、京都と東京でもコンサートを行った。そのうち、東京・草月会館での演奏が『THE FLOW OF SPIRIT』として立光学舎レーベルよりCD化。

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11/23(金・祝)「シュリッペンバッハ・トリオ+高瀬アキ」冬の旅:日本編

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11月23日@座・高円寺の公演では、パートナーの高瀬アキ(p)が出演、シュリッペンバッハとともにソロ、連弾を披露する。

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11/09 ECMからAEC 50周年記念21枚組CDボックスセット発売

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ECMからアート・アンサンブル・オブ・シカゴ結成50周年記念CD21枚組ボックスセットがリリース。

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11/23〜27 シュリッペンバッハ・トリオ+高瀬アキ「冬の旅:日本編」
Schlippenbach Trio + Aki Takase “Winterreise in Japan”

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ヨーロッパ・フリーのパイオニア、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハが、1970年代初めより活動を続けているトリオで遂に来日!メンバーは、サックスの革新者エヴァン・パーカー、近年オリジナル・メンバーであるパウル・ローフェンスに変わってトリオのドラマーを務めることが多いポール・リットン。 また、座・高円寺2では高瀬アキとシュリッペンバッハのピアノ・デュオも。

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#07 『マシン・ガン』から50年

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ペーター・ブロッツマンがヨーロッパのフリージャズにおける最重要作のひとつ『マシン・ガン』を録音してから半世紀経つ。「怒り」を象徴するかのような攻撃的なサウンドといい、『マシン・ガン』はこの時代を表象するアルバムだ。そして、表現スタイルこそ違えど現代のオルタナティヴ音楽へのとば口を開いたのも彼らなのである。

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#424 『Globe Unity・50 YEARS』 

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楽器群の音質が優れていて、コンテンポラリーなサウンドが強烈に引き立つ

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Hommage to Misha Mengelberg Roberto Masotti, Millano

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ミラノに住む著名な写真家ロベルト・マゾッテイが捉えたミシャ・メンゲルベルク。1978年を中心に最新は1998年のポートレイトまで。 *をクリックすると拡大表示されます。

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4/16-27 INTAKT RECORDS IN LONDON〜バリー・ガイ生誕70年記念

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シュリッペンバッハは、ソロでモンク特集、トリオでエヴァン・パーカー、ポール・ローヴェンス(ds)、高瀬アキは、イングリート・ラウブロック、ルディ・マハールとのそれぞれデュオが組まれている。

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#1369 『山口正顯・渡辺生死 duo / 砂山』

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聖地・高円寺グッドマンから現れたリード&ドラム・デュオによる叙情曲集は、パンドラの箱からフリージャズの精霊たちを解放し、ギミック無しの生のジャズのパワーを世に知らしめるパラレル・モーションである。

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このライヴ/コンサート(海外アーティスト)#06 グローブ・ユニティ・オーケストラ
、イヴ・リッサ・ホワイト・デザート・オーケストラ

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ベストというからには一つに絞るべきなのだろうが、今回はあえてベルリン・ジャズ祭で観た2つのヨーロッパのオーケストラ、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ率いるグローブ・ユニティ・オーケストラ50周年記念コンサートと、フランスの若手イヴ・リッサのホワイト・デザート・オーケストラを挙げたい。

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夏の終わりのニューヨーク

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2015年9月のニューヨーク。6日間で20を超える数のギグに立ち会った。無限の魅力を持つジャズの街なのだ。

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# 140 末冨健夫 Suetomi Takeo (Producer/Label Owner)

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この歳と身体になると、「猫達よりは長生きして、全員看取ってやらないと。」とかが夢になります。これ、冗談ではなく...。音楽では、ちゃぷちゃぷレコードを出来るだけ長く維持し、たくさんの世に眠る文化遺産としての音源を一枚でも多くリリースし、できるだけ多くの人の耳に届けたい。

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