JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

クリフォード・ブラウン

R.I.P. 近藤等則No. 271

「近藤等則さんの追悼のために」 improvisor 金野onnyk吉晃

若く、ナイーヴな近藤等則がここにいる。71歳の老水夫のなかに、即興演奏の大海に漕ぎだしたばかりの若者がいた。さようなら。いやボンヴォヤージュ。

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音の見える風景 望月由美No. 227

Chapter 48 ケニー・ドーハム

1957年のある夜、場所は伝説のカフェ・ボヘミア。マイルスのセットにドーハムがやってきて飛び入りで吹き、マイルスより目立つ演奏をして意気揚々と引き上げていった。そしてその翌日もドーハムがやってきて今夜も吹かせてほしいとステージに立った。今度はマイルスがドーハムを完全にねじ伏せたという

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