トリスタン・ホンジンガーとのデレク・ベイリー&カンパニーでの思い出 音楽家 土取利行

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土取利行によるトリスタン・ホンジンガーとのデレク・ベイリー&カンパニーでの思い出 

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追悼 トリスタン・ホンジンガー  文筆家 田中康次郎

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超然とした狂気と世俗的な凡庸に揺れて。

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2005年の来日公演と、トリスタン・ホンジンガーさんから教わった事
レコーディング・エンジニア 近藤秀秋

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トリスタンの演奏も、要所で明確な主題なりフラグメンツを提示するなど、音楽のフォルムを茫洋とさせずに芯を作る技術に長けたものでした。

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R. I. P. トリスタン・ホンジンガー ミュージシャン 金野ONNYK吉晃

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ホンジンガーはあくまでチェロ一本(時に弓は二本)にこだわった。その集中力は偏執狂的というべきものだった。

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末冨健夫『The Music Improvisation Company』
『ザ・ミュージック・インプロヴィゼイション・カンパニー』

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音楽そのものを変え、オーディオの再生まで影響を及ぼすこんなレーベルは他には古今東西見当たらない。

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工藤 遥『Eleni Karaindrou / Eternity And A Day』
『エレニ・カラインドルー/永遠と一日』

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自分の中でのECMのイメージを決定づけたのは、このアンゲロプロスとカラインドルーのタッグに他ならない。

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大友良英『David Holland & Derek Bailey / Improvisation for Cello and Guitar』
『デヴィッド・ホランド&デレク・ベイリー/インプロビゼーション・フォー・チェロ&ギター』

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この時期のデレク・ベイリーはどれも物凄いのですが、この音源はデイブ・ホランドのスピード感もあいまって、聴いていて飽きません。

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金野Onnyk吉晃『Circle/Paris Concert』
『サークル/パリ・コンサート』

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アドリブを記憶するほど聴き、ぼろぼろになって買いなおしたのはこれくらいです。

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# 2217『ロル・コックスヒル|ジョン・ラッセル|豊住芳三郎|ヴェリヤン・ウェストン/武蔵水の如し』
『 Lol Coxhill, John Russell, Sabu Toyozumi & Veryan Weston / MUSASHI as THE WATER』

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サブ豊住。パワーもテクニックも若いときを凌駕している。つまりこの人はまだ発展途上なのだ。

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風巻 隆「風を歩く」から vol.7 鶴巻温泉「すとれんじふるうつ」

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形を作ることと、型破りのことだったら、後者を選ぶ、そんな心情をボクは持っていた。

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Interview #242 土取利行 多楽器奏者
Toshi Tsuchitori multi-instrumentalist

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生きることでも、音楽においてでも、根源とは何かということを常に探し求めることです。探究心がなくなれば全てが停止してしまいます。そのためにはやはり旅が必要になってきます。

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Gallery #41「morgue」

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MORGUEのUは2号ではユートピアではなく、アンダーグラウンドに変更されている。彼が垣間みたフリーミュージックの向こうには、地下の死体置き場があったのだろうか。

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Interview #229 ノエル・アクショテ Noël Akchoté

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「チューニングは人類の歴史です」とノエルは言った。音を出すための営み、その時間は一瞬の中にある、という事実。

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Interview #225 豊住芳三郎(続編)

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生きる伝説的ドラマー・豊住芳三郎へのインタビュー第2弾。おもに1970年代までの音楽活動を中心とした初回に続き、欧米やアジアのインプロヴァイザーたちとの共演などに焦点を当てた。

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【ミルフォード・グレイヴズ追悼】 ひとつの音、一人の人

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ミルフォード・グレイヴズ(1941-2021)の訃報を聞いて、「世界からひとつ音が消えた」という感慨に襲われた。気取った言い方かもしれないが、それだけ強烈な印象を残した音と人だった。

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「君はMMDを見たか」〜遅れて来たライブレビュー〜

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しばらくは、この三者の相互反応がいかに発生するかを観察するつもりで構えていた。 しかし時間が経過しても、何かそれ以上の変容が起きる気配はなかった。

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Reflection of Music Vol. 77 ジョン・ラッセル

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イギリスのギタリストで、即興演奏のコンサート・シリーズ Mopomoso での活動で知られるジョン・ラッセルが亡くなった。

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追悼 ジョン・ラッセル

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ベイリーもジョンさんのギターの音は鋭さも勿論なのだが、倍音が豊かな美しい音を大事にしているのだ。

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#2054 『Derek Bailey & Mototeru Takagi / Live at FarOut, Atsugi 1987』
『デレク・ベイリー&高木元輝/ライヴ・アット・厚木FarOut 1987』

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ベイリーと高木の相性の良さを存分に味わうことのできる作品。80年代の高木のソプラノをじっくりと聴けるという意味でも、他に類を見ない、非常に貴重な記録と言えるだろう。

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#643 『Derek Bailey&Mototeru Takagi / Live at FarOut, Atsugi 1987』
『デレク・ベイリー&高木元輝/ライヴ・アット・厚木FarOut 1987』

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当時の簡易録音器カセットであれ、ここまで、音像の輪郭が鮮明で音域の不足を感じない録音はお見事。

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NoBusiness=ChapChapシリーズ第2期スタート 第1回リリース3タイトル

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リトアニアのNoBusinessレコードと防府のCjapChapレコードのジョイント・プロジェクト第2期がスタート、第1回リリースは3タイトル。

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近藤等則 自筆履歴書

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海外ミュージシャンの招聘活動も積極的に行い、その数はのべ23名にも達する。特に82年には、オランダを拠点にするインターナショナルグループ「ICPオーケストラ」を招く。

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BANZAI E.E.U. trumpeter 近藤等則

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E.E.U.は、こうして、今、グループとしての活動を終える時期に来た、と僕は思う。

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近藤等則さん drummer 本田珠也

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世の中なんかクソ食らえ!魂の自由が音楽だ!とシャウトしてるのに、あまりに鈍く酷いコロナ禍の人間達。俺に文句があるんならいくらでも言ってくれ!!!

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#2015 『阿部薫/完全版 東北セッションズ 1971』

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阿部のソロは、やはりジャズのスタンダードを、そして日本の歌謡曲や古い歌をモチーフにして展開した。その意味では全くテーマの無いフリー・インプロヴィゼーションであるより、フリージャズの伝統に根ざしていると言っても良い。

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RIP 追悼ジェネシス・P-オーリッジ

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それだけならまだしもジェネシス・P-オーリッジは、性転換してしまったのだ。それを非難するつもりは無い。僕だって時々オンナだったらなと思う事がある。

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デレク・ベイリーを論ず(4) 金野 Onnyk 吉晃

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ベイリーはヴェーベルンを研究し、自らの語法とサウンドを確立した頃、それを確認するかのように幾つかのソロを録音した。それらは決して冗長なものではなく、曲ごとの意識の違う短い演奏を編集したものだった。

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デレク・ベイリーを論ず(3) 

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作曲者の死後も存在し続ける楽曲と、演奏者の消滅とともに消え去る即興。しかし、その両者の目指すところは永遠性として合致していた。両者の合間にデレク・ベイリーはいた。

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INTERVIEW #191 豊住芳三郎

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日本フリージャズの勃興時から活躍したドラマー/パーカッショニスト、豊住芳三郎(通称サブ)。その活動領域は日本にとどまらない。若き日から世界を旅し、シカゴではAACMと行動を共にし、またヨーロッパ即興シーンの猛者たちと国内外で共演を積み重ねてきている。2019年7月20日、埼玉県の山猫軒において照内央晴(ピアノ)、庄子勝治(アルトサックス)との演奏を行う前に、豊住にインタビューを行った。

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デレク・ベイリーを論ず(2) 金野吉晃

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デレク・ベイリーは、西欧音楽の理念的発展と、抑制しがたい即興性の葛藤の間に出現し、その「引き裂かれた音楽」を他の誰よりもそれを如実に示している。

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「デレク・ベイリーを論ず(1)」金野onnyk吉晃

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ベイリーは、「曲」がほんの数小節まで凝縮されてよいのなら、即興演奏もまたそうあっていい筈だと思ったのではないか。

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「越境する存在、遍在する即興」-フレッド・フリス小論- 金野吉晃

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彼はどこにも帰属すべき場所やレーベルを残さないし作らないのである。作品においては凝縮し、存在においては拡散する、それが彼のスタイルであろうか。

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「Jazz。豊穣の海。」

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この過程はテイラーだけのものではない。日本に孤高のギタリストが居た。ボサノヴァでプロデビューし、トリスターノの研究からクール派の演奏を成就し、タンゴを異形な演奏で示し、漸次投射/集団投射の方法論で日本独自のフリージャズを顕現させ、遂にはそのギターソロが轟々たるノイズの壁を屹立させるに至る。高柳昌行、その人である。

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Hommage to Misha Mengelberg Roberto Masotti, Millano

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ミラノに住む著名な写真家ロベルト・マゾッテイが捉えたミシャ・メンゲルベルク。1978年を中心に最新は1998年のポートレイトまで。 *をクリックすると拡大表示されます。

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#1334 『Nakama / Grand Line』

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Nakamaによる二枚目のアルバム『Grand Line』は、音楽の「形式」と「内容」の相互作用にフォーカスしたユニークな試みだ。それは北欧のローカルな音楽情況にとどまることのない、かつてなく魅力的な実践である。

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Extra デレク・ベイリー〜古い思い出と新しい音

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SJ: 思うに実入りはかなり良かったのでは?
DB: そうだね。帰国してから自分の車を買ったからね。そう、たしかに実入りは良かった。だけど、あの国が本来負担すべき内容からいうとそれほどでもなかったと思う。

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