ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #95 Joshua Redman<After Minneapolis>

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9月15日に発表になったジョシュア・レッドマンの新譜、『where are we』がちょっとすごい。彼の初の試みである歌手の起用とコンセプト・アルバムとしての内容がなかなか面白い。だがなんと言っても1曲目で完璧にやられてしまった。今まであまり聴いていなかったジョシュアの解説を試みた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #89 R.I.P. Wayne Shorter <Nefertiti>

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とうとう亡くなってしまったウェイン・ショーター。彼の凄さは語り尽くせない。今回は彼の哲学や思考回路を掘り下げ、ショーターの作品の中で最高傑作の一つである<Nefertiti>の素晴らしさと、この曲に含まれる数多くの謎の解説を試みた。

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#2232『Jeff Denson/Romain Pilon/Brian Blade: Finding Light』
『ジェフ・デンソン/ロメイン・ピロン/ブライアン・ブレイド:ファインディング・ライト』

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コンテンポラリーという名の目新しさ云々よりもまず先に、卓越したメロディストとしての抒情性、音楽創りのセンスそのものである当意即妙な身体能力、といったコア部分が充実の漲り(みなぎり)で抜かりなし/They go beyond the notions of novelty associated with descriptions like “contemporary”, delivering a rich core of melodic lyricism tied together with excellent musical taste and playing full of wit.

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#1648 『Jeff Denson/ Romain Pilon/ Brian Blade : Between Two Worlds』

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大砲ではなく小銃で穿つように寄せてくる覚醒。三者のあいだに静かに脈打つリスペクト。中核にあるのは、リーダーであるデンソンの、大木がしなうような野太いフィーリングだ。/ An awakening draws near, piercing through like a rifle rather than a cannon. A heartbeat of respect quietly pulses between the three. At the core is leader Denson’s deep feeling, like the swaying of a great tree.

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3/31-4/8 チック・コリア・トリロジー来日公演

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『トリロジー』でグラミー賞ダブル受賞したチック・コリア、クリスチャン・マクブライド、ブライアン・ブレイドのピアノトリオが9年ぶりに来日する。チックの記念碑的なオリジナル、スタンダード、ジャズ・ヒストリーを彩る伝説的ミュージシャンのオリジナルなどで構成されたプログラム、そして3人のインタープレイが楽しみだ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #40 Wayne Shorter <The Three Marias>

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ウェイン・ショーターの『Emanon』がグラミーを受賞した。2000年に結成した「Footprints Quartet」での4度目の受賞になる。「ユニークで実現困難なアイデアを実現させることにチャレンジする」ことを目指していると受賞式で語ったショーターの、言葉で言い表せない凄さを解説することを試みてみた。彼の天才的な作曲力はもちろん、彼の追従を許さないタイム感に焦点を置いてみた。

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#1345 『ウォルフガング・ムースピール/ライジング・グレース』

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他のレーベルでドル箱リーダー作勝負作をリリースするメンツをサイドメンに配置する。これが現在のECMレーベル、アイヒャー統帥の実力なのだ。

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#311 『ウォルフガング・ムースピール/ライジング・グレース』

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何と表現したらよいのだろう。私の考える録音表現を具体化したCDだ。

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