JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

ボビー・ハッチャーソン

BooksNo. 311

#131 『日めくりジャズ366 2024年版』

数年前からぼくが俳句の日めくりに凝っているのを知った友人が、『日めくりジャズ366』を贈ってくれた。元旦から毎朝起きると、その日に録音されたレコードのジャケット写真を見て、編者のひとことを読むのが楽しみとなった。

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R.I.P. スタンリー・カウエルNo. 274

On Stanley Cowell and the Bobby Hutcherson Ensemble by James Armstrong
スタンリー・カウエルとボビー・ハッチャーソンのアンサンブルについて by ジェームス・アームストロング

われわれはカウエルの作品を徹底的に検証する必要があるということです。そこには今後何十年間にもわたって世界中のミュージシャンに資する高度に先進的な宝の山があるということです。

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R.I.P. スタンリー・カウエルNo. 274

RIP Stanley Cowell : A Universe of Music by Ethan Iverson
追悼 スタンリー・カウエル:宇宙ほどの音楽

それでも、最高のレコードが残っているので、これからの世代は、ひとりのピアニストがいかにして宇宙全体の可能性を指揮することができるかを見る機会には事欠かないと言えよう。

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CD/DVD Disksヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 254

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #43 Theo Croker <Have You Come To Stay>

グラスパーほどのちからはまだないにせよ、確実に新しいジャズを創造していくシオ・クローカーの待望の新譜が発表された。期待通りの傑作で書くべきことは山ほどあるが、今回は趣向を変え、作家村上春樹氏を引き合いに出させて頂いて、ジャズの流れにも触れてみた。ついでにアーウィン・ホールの爆発的アルトソロも採譜して解説。

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