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Jazz and Far Beyond

マット・マネリ

特集『ECM: 私の1枚』

吉岡剛秀『Joe Maneri / Tales of Rohnlief』
『ジョー・マネリ/テイルズ・オブ・ローンリーフ』

微分音を駆使した音使いは浮遊感と不安感を誘発し、また複雑に絡み合い、加速減速を繰り返す三人の音は、その瞬間の必然性としか言い様がない。

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ニューヨーク:変容するジャズのいま 蓮見令麻InterviewsNo. 229

ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第14回 ランディ・ピーターソン〜微分音のリズム〜

マイクロトーンを使った即興演奏でまったく新しい世界を作り出したジョー・マネリと長年に渡り共演したドラマー、ランディ・ピーターソンへのインタビュー。独自の演奏スタイルを持つ彼が、ジョーとの演奏経験について、マイクロトーナル理論のリズム的観点からの分析などについて話をする。

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ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報No. 220

連載第15回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報

メアリー・ハルヴァーソン、ベン・ゴールドバーグ、トマ・フジワラによるグループ「The Out Louds」、マシュー・シップによるふたつのトリオ。前者のレビューは、セシル・テイラー『Dark to Themselves』に参加したドラマーのマーク・エドワーズが執筆。

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ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報No. 217

連載第12回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報

チェス・スミス Ches Smith『The Bell』、マイケル・フォスター Michael Foster+レイラ・ボルドレイユ Leila Bordreuil『The Caustic Ballads』

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CD/DVD DisksReviews~No. 201

#861『Jeff Cosgrove/Motian Sickness “for the Love of Sarah”- The Music of Paul Motian』
『ジェフ・コスグローヴ/モチアン症候群〜ポール・モチアンの音楽』

そんなことは忘れて、これ、実にいい。ヴィオラとマンドリンの音色の異化効果もあってか、単に作品集という意義を超えてバトンされるモチアン・ミュージックのコアが聴こえるものだ。

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