#05 『ソニード・ソラール(太陽の音)』『ザ・サウンド・オブ・リスニング』
ラテン・ジャズならではの狂喜乱舞の悦楽世界と対極にあるようなコンテンポラリー・ジャズ・アルバム
続きを読むJazz and Far Beyond
ラテン・ジャズならではの狂喜乱舞の悦楽世界と対極にあるようなコンテンポラリー・ジャズ・アルバム
続きを読むこの3月17日に発表されたブラッド・メルドーのこの新譜には度肝を抜かれた。今まで知らなかったメルドーのグルーヴ感や、彼の音源オタク性を堪能させてもらった。プログレッシブ・ロックの名曲の数々を使って旧約聖書を紐解くメルドーの、この素晴らしいアルバムを分析してみた。
続きを読む『ロスト&ファウンド』を耳にし大きな衝撃を受けて以降、その動向に注目し続けていたグレッチェン・パーラトの8年振りになる新作。
続きを読むニューヨークの20会場で、150グループ、600人以上のアーチストが出演する世界最大級のジャズフェスティヴァル。最先端のジャズが生まれる瞬間を楽しめる特別なイベントは2020年1月かろじて開催された。
続きを読むニューヨーク、ヴィレッジ周辺の20会場で、150グループ、600人以上のアーチストが出演する世界最大級のジャズフェスティヴァル。最先端のジャズが生まれる瞬間を楽しめる特別なイベントだ。
続きを読むマリア・シュナイダー・オーケストラの主要メンバーであり、デヴィッド・ボウイの遺作『★』のバンドを担いサウンドを創ったことで、圧倒的な注目を集めるようになったダニー・マッキャスリンが東京と名古屋のブルーノートで来日公演を行う。
続きを読む急激にしかも世界的に注目されるようになったのは、デヴィッド・ボウイの遺作『★(Blackstar)』を支えるバンドに抜擢されたこと。グラミー賞授賞式では、ダニー以下バンドメンバーが登壇し、デヴィッドに代わりダニーが受賞しスピーチを行った。
続きを読むこのアルバム、ドニーは自分の曲作りのスタイルを維持しながらも明らかにボウイの影響を受けて一段階前進しているのがはっきり聞こえてくる。それはボウイの名曲、<A Small Plot Of Land>と<Warszawa>が収録されているからというわけではない。いや、むしろこの2曲のドニーの料理の仕方をまず特筆すべきだろう。是非ボウイのオリジナルと聴き比べて頂きたい。2曲ともボウイとブライアン・イーノの共作だ。つまりボウイがシンセに重点を置いていた作品の中からの選曲だ。ボウイ亡き後ドニーはボウイのオリジナルメロディーをその原曲と違う仮面にすげ替えて新しい音楽を生み出している。<Warszawa>に至っては、まるで<In A Silent Way>のような空気と思えばコルトレーンの背後霊まで付いてくる。
続きを読む1月ニューヨークでのWinter JazzFestでもマンフレート・アイヒャーがシャイに嬉しそうに話しかけているのが目撃されたが、類似性ではなく、独創性やスピリットという点も含め、シャイはECMの創ってきた音楽、またキース・ジャレット的なる感性の正統な継承者だと思っている。
続きを読む2015年9月のニューヨーク。6日間で20を超える数のギグに立ち会った。無限の魅力を持つジャズの街なのだ。
続きを読む