コスモポリタン、トリスタン by コントリビューター 齊藤聡

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アムステルダム。チェロを置いてステージの中心に歩み出てきたホンジンガーは、しゃがみ込み、飛び跳ね、オーケストラを指揮した。メンバーたちも真剣に応じ、みごとなカーニヴァルの空間を出現せしめた。トリックスターの面目躍如である。

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#120 河崎純著『ユーラシアの歌』についての冗長なレポート(後編)

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河崎の求めるのは仮構の共同体、幻想の部族であろう。それは上演であり作品ではないのだ。

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