#120 河崎純著『ユーラシアの歌』についての冗長なレポート(後編)
河崎の求めるのは仮構の共同体、幻想の部族であろう。それは上演であり作品ではないのだ。
続きを読むJazz and Far Beyond
河崎の求めるのは仮構の共同体、幻想の部族であろう。それは上演であり作品ではないのだ。
続きを読むベーシスト河崎純が主宰する音楽詩劇研究所が、新作「A Night The Sky was Full of Crazy Stars」の公演を韓国から伝統音楽「正歌」の歌手ジー・ミナを招いて埼玉と東京で行う。また関連公演が
続きを読む河崎純によるユーラシアン・ポエティック・ドラマのCDが、3月に発売された第一作目『 HOMELANDS』に続き、第二作目『STRANGELANDS』もBishop Recordsから間もなくリリースされる。両作品共、河崎のユーラシアンオペラ等での活動が基盤となって制作されたCDだ。独自の発想で創作を続けてきた彼の言葉を引用しつつ、これらの作品の成り立ちについて書き留めておきたい。
続きを読む日常生活に溺れていると、混沌とした時代に生きていることを忘れがちだが、本を読んだり、ライヴやステージを観たりした時にふと様々なことを思い巡らすことがある。そのようなきっかけになった小説と舞台について、今回は取り上げたいと思う。
続きを読む彼女はシャーマンであるよりもまず表現者であり、現代世界のノマドであろう。「時間、空間を選ばず、遊弋(ゆうよく)しながら思想を伝える人」という解釈をしたい。
続きを読む舞台作品の音楽監督、作曲・演奏を続けてきた河崎純が代表を務める音楽詩劇研究所が、4名の歌手サインホ・ナムチラク、サーデット・テュルキョズ、アーニャ・チャイコフスカヤ、マリーヤ・コールニヴァを招聘し、日本人ミュージシャンやダンサーとユーラシアンオペラを共同制作・上演、またコンサートも行う。
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