JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

山下洋輔

InterviewsNo. 257

INTERVIEW #191 豊住芳三郎

日本フリージャズの勃興時から活躍したドラマー/パーカッショニスト、豊住芳三郎(通称サブ)。その活動領域は日本にとどまらない。若き日から世界を旅し、シカゴではAACMと行動を共にし、またヨーロッパ即興シーンの猛者たちと国内外で共演を積み重ねてきている。2019年7月20日、埼玉県の山猫軒において照内央晴(ピアノ)、庄子勝治(アルトサックス)との演奏を行う前に、豊住にインタビューを行った。

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福盛進也 来日公演 8月 全スケジュール

ECMからデビューしたミュンヘン在住のドラマー福盛進也が、2019年6月より長期来日中だが、8月分のスケジュールを整理して掲載させていただく。伊藤ゴロー、佐藤浩一との「land & quiet」、林正樹&福盛デュオ、山下洋輔&福盛デュオ、オレンジペコの藤本一馬、鈴木孝紀、市野元彦とのカルテットなど、まさにお楽しみはこれからだ。そして今後の展開に期待したい。
今回は、山下洋輔、林正樹、佐藤浩一、藤本一馬をはじめ数々のミュージシャンとの共演が興味深いが、ブッキングと日程が精力的過ぎて来日公演の全貌が掴みにくいところはあり、「JAZZ TOKYO」でスケジュールを調べて掲載していたが、8月になったので、加筆整理して再掲出させていただく。

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Local(国内)News

12/23 「山下洋輔トリオ結成50周年記念コンサート」開催決定!

「なんとあなた、50年ですよ。すごい年月だけど、あっという間だったなあ。あの頃おれは20代後半で、あ、年がばれちゃうけどかまうものか、皆そうなんだからね。こうなったらチャンジー大集合大炸裂パワーをお見せしちゃおうじゃないの。全国民全世代の皆さま、どうかこの瞬間に是非ともお立ち会い下さい!」山下洋輔

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7/5 英哲・音楽会 Ⅱ 〜林 英哲、英哲風雲の会、山下洋輔、アンサンブル東風

世界に日本の太鼓の伝統と創造性を伝えて来た林英哲。音楽会を「おんがくえ」と読ませる演奏会をサントリーホールでの開催する。作曲家、松下 功への追悼も込め、代表作「飛天遊」の初演バージョンを演奏。山下洋輔が英哲+ベルリンフィルメンバーのために書き下ろした太鼓協奏曲「プレイゾーン組曲」、山下洋輔と英哲のデュオパフォーマンスなどを披露する。

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ウェストコースト・アンダーグラウンド通信Jazz Right NowNo. 247

ウェストコースト・アンダーグラウンド通信 第2回:Moe Staiano Large Ensemble, Noertker’s Moxie, Pikuva Sielu

ミュージシャンにしてレーベル・オーナー、レント・ロムスによるアメリカ西海岸即興シーンの今を伝える連載第2回。パンク美学を実践する実験音楽家モー・スタイアーノによる衝撃的なパフォーマンス『ピアノの死』などをドキュメント。

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Local(国内)News

11/11~18 秋のアキ: 高瀬アキ duo with 坂田明、多和田葉子、山下洋輔

毎年恒例となった11月の高瀬アキの帰国ライヴ/公演。新宿ピットインでは昨年に引き続いて坂田明とのデュオ。こちらも恒例の作家多和田葉子とのパフォーマンスがシアターΧ、早稲田大学、国立市で、また、岡崎市のシビックホールでは山下洋輔とのデュオ・コンサートが開催される。

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特集『菊地雅章 77th Anniversary』No. 231R.I.P. 菊地雅章

菊地雅章 77th Anniversary 1 山下洋輔

彼は実に真面目なのである。音楽に限らず全てのことに対してひたすら真面目な人間なのだ。ぼくが毎晩新宿で飲んだくれたり、「都はるみを囲む会」にのこのこ出かけていってズタブロの伴奏をやって大恥をかいたり、といった馬鹿なことをしている間にも彼は一心に自分の音楽のことを考え続けているのである。

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InterviewsNo. 227

#153 片山智(NORD):瞑想と見果てぬ夢の内なるサイケデリアを求める地下音楽の先駆者

35年ぶりにデビュー・アルバムがCD化されたノイズ・ミュージックのオリジネーターNORD(ノール)のオリジナル・メンバーが語る地下音楽創世記の意志。
「一番最初のライヴは滅茶苦茶でしたが、マイナーで滅茶苦茶やっている他のバンドよりは、楽器は弾けないにしてもましなことはできるかな、と思いました。昔は楽器も弾けないのに音楽やるとは何様だ、と思っていましたが。自分の感覚だけでやったら、それなりのものが出来た。」

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Concerts/Live ShowsReviews~No. 201

#710 山下洋輔スペシャル・ビッグバンド・コンサート 2014

山下にとっては2年に1度相まみえるメンバーとのこの邂逅は、まるで牽牛と織女の逢瀬ならぬ、待ちこがれた一夜なのではないだろうか。あるいは私自身がそうだったように、当夜が待ち遠しくてならなかったのはむしろSBBの熱烈なファンの方だったかもしれない

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Concerts/Live Shows~No. 201R.I.P. セシル・テイラー

#127 セシル・テイラー&山下洋輔 デュオ・コンサート

終始すべてを見透かしているかのように演奏を引っ張っていたのはセシル・テイラーだったことは否めない。それでも、異なる個性がぶつかり合い、二台のピアノがシンクロし、共鳴しする醍醐味は、この二人の共演ならではの出来事だったといえる。

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Interviews~No. 201

Interview #31 ブーカルト・ヘネン (メールス・フェスティヴァル元音楽監督)
Burkhard Hennen Interview (September 2005)

2005年9月、東京芸術見本市(TPAM) の招きで、メールスジャズ祭の元音楽監督ブーカルト・ヘネン Burkhard Hennen が来日した。メールスジャズ祭の音楽監督を34年間務め、2005年で退任した彼が、ジャズ祭にまつわる諸事情と本音を語ってくれた。

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