JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

シューベルト

CD/DVD DisksNo. 311

#2302 『Jo-Yu Chen / Schubert & Mozart: ‘Round Midnight』

台湾出身のピアニスト、ルォー・ユー・チェン(陳若玗)が5枚目のリーダー作を出した。デビューから一貫して起用しているクリストファー・トルディーニ(ベース)、トミー・クレイン(ドラムス)と組んでのピアノトリオである。彼女は独自のジャズ表現を追求してきたが、驚いたことに、ここにきてシューベルトとモーツァルトの曲を取り上げた。だが、その表現姿勢はぶれていないことは、聴き込むとわかる。

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international(海外)News

[TV/FM] アンドラーシュ・シフ 10/6-7 ザルツブルグ音楽祭 シューベルト&ヤナーチェク
10/8 デンマーク放送ホール ハイドン、ベートーヴェン&シューベルト

ECMから数多くの名盤を送り出しているピアニスト、サー・アンドラーシュ・シフ。COVID-19下で開催された「ザルツブルク音楽祭 2020」から、シューベルトと、チェコの作曲家ヤナーチェクの作品に取り組んだ約2時間に及ぶリサイタルを。 また2020年のデンマーク放送コンサートホールでのリサイタルを。

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Local(国内)News

1/16-17 キリル・ゲルシュタイン・ピアノリサイタル
[配信] ゲイリー・バートン&キリル・ゲルシュタイン対談「インプロヴィゼーション・イン・ジャズ」

バークリー音楽大学に史上最年少の14歳に入学しジャズを学び、クラシックに進んだという異色の経歴を持ち、最近では藤田真央が師事していることでも注目のピアニスト、キリル・ゲルシュタインが、COVID-19下にも拘わらず来日しリサイタルを行う。またゲイリー・バートンとの対談も注目したい。

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Concerts/Live ShowsNo. 228

#940 田崎悦子 Joy of Chamber Music Series vol.10

この「Joy of Chamber Music Series」は、田崎悦子がアメリカ留学時代に経験したタングルウッド音楽祭がベースとなっている。ルドルフ・ゼルキンやアイザック・スターンといった巨匠が若き音楽家と別け隔てなく生活を共にし、アンサンブルを楽しむ、音楽漬けの日々—。これが後の芸術家人生に及ぼす影響は測りしれない。

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Concerts/Live ShowsReviewsNo. 210Issue Number

#841 田崎悦子ピアノリサイタル「三大作曲家の遺言-Ⅱ」

作曲家の別によらず、田崎悦子の演奏に触れるたびに実感されるのが、その肩肘のはらない自然なスタンスである。スタイルという名のもとに、エゴイスティックなまでに作品を自己のもとに引き寄せようとする自己顕示ほど田崎の演奏と相容れないものはない。

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