ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #96 R.I.P. Carla Bley<Baseball>

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偉大な作編曲家であり、運動家であり、ちょっと怖いけどユーモアたっぷりのCarla Bley (カーラ・ブレイ) が他界してしまった。George Russell (ジョージ・ラッセル) 繋がりで親近感があったのにあまり知らなかったカーラだが、面白いインタビューを見つけたのでそれを含めてユーモアたっぷりのこの1曲を解説してみると、カーラの凄さを改めて思い知った。

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加納奈実『Magico/Charlie Haden, Jan Garbarek & Egberto Gismonti』
『マジコ/チャーリー・ヘイデン、ヤン・ガルバレク&エグベルト・ジスモンチ』

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どの曲も美しく、時に怪しげで湿度がある感じが好きです。Egberto Gismontiに出会った1枚でした。

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ヒロ・ホンシュク『Pat Metheny/80/81 』
『パット・メセニー/80/81』

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ECMのこの1枚と言われたらパット・メセニーの『80/81』がまず頭に浮かぶ。その大きな理由はジャケットの目立つところにECMと書いてあるからかも知れない。それにしても何度このアルバムを聴いたことであろう。人に聴かせたくて貸してなくすので4度ほど購入し直しているアルバムでもある。

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太田 剣『Jan Garbarek / In Praise of Dreams』
『ヤン・ガルバレク/イン・プレイズ・オブ・ドリームズ』

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『ECM:私の1枚』を選ぶのは一日二日では答えの出せない難題で、考える度に心象風景のような美しいアルバムジャケットの数々が頭の中を猛スピードで駆け巡って気が遠くなってしまう。

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落合康介『Charlie Haden / The Ballad Of The Fallen』
『チャーリー・ヘイデン/戦死者たちのバラッド』

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JCOA出身の強烈なミュージシャン達の個性がおもちゃ箱をひっくり返したように飛び出してくるような面白さと、Carla Bleyの強度の高いアレンジの中でCharlie Hadenの伝えたいメッセージによる音楽的な統制の取れた作品だと思います。

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André Mehmari『Charlie Haden, Jan Garbarek & Egberto Gismonti / Folk Songs 』
『チャーリー・ヘイデン, ヤン・ガルバレク&エグベルト・ジスモンチ/フォーク・ソング』

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シンプルなのに力強く、オンリーワンでありながら普遍的で、世界で最もマジカルなこの音楽に誰しもが感動せずにはいられない。

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キース・ジャレット/Answer Me〜75歳誕生日を祝して

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2020年5月8日、キースが75歳の誕生日を迎えたことを記念して、2016年にブダペストで録音されたピアノソロ未発表テイク<Answer Me>を公開した。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #54 R.I.P. Lee Konitz <Lover Man>

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2年前に90歳でまだ元気にヨーロッパツアーをしていたリー・コニッツがCovid-19に倒れた。歴史にしっかりと足跡を刻み込んだコニッツ、その人気の謎を探る。楽曲解説部分ではブラッド・メルドーと触発しあってエキサイティングなインプロラインを生むその様子を掘り下げてみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #21 ジェリ・アレン<RTG>

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1トラック目から聴き始め、ぶっ飛びまくった。カーターとウイリアムスのグルーヴはマイルス時代よりさらに進化しているのに加え、ジェリは抜群のタイムの位置でグルーヴしまくりだ。

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