フリンジとジョージ・ガゾーン ヒロ・ホンシュク
ブルース・ギタリストになりたいと思っていたが、ボストンに到着したその週に見たGeorge Garzone(ジョージ・ガゾーン)が私の人生を変えた。「ガゾーンになりたい」の一心でジャズの勉強を始め、フルートの練習も本気で始めた。自分の人生はこの時点から始まったと言っても過言ではないと思う。
続きを読むJazz and Far Beyond
ブルース・ギタリストになりたいと思っていたが、ボストンに到着したその週に見たGeorge Garzone(ジョージ・ガゾーン)が私の人生を変えた。「ガゾーンになりたい」の一心でジャズの勉強を始め、フルートの練習も本気で始めた。自分の人生はこの時点から始まったと言っても過言ではないと思う。
続きを読む今だからこそ認識できる、ディジョネットにしかできなかった、その後の彼が創造してきた音楽が、初めてくっきりとその輪郭を現したのがこのNew Directionsだったと思います。
続きを読むウォーレン・バーンハートが83歳で亡くなった。ブレッカー・ブラザーズが経営していた、スタジオ・ミュージシャンたちの息抜きの場であったジャズクラブ、Seventh Avenue Southで活躍するアーティストの一人だった。彼の演奏や作曲作品が大好きだったので、なぜもっと評価されないのかその謎を探ると、驚くべき経歴が浮かび上がった。
続きを読むチックはジャズピアニストとしての境界線を遥かに超えていました。なぜならチックの人生は、この世界と繰り広げた高貴で歓喜に溢れたインプロヴィゼーションとなったからです。
続きを読む1999年に留学していたトロントでのコンサートで、チックがマリンバを演奏したことに興奮して「マリンバ演奏してくれて有難う!」と伝えると「僕はマリンバ大好きなんだよ!」。それから私の夢はチックにマリンバ作品を書き下ろしてもらうことになったのです。
続きを読むあのチック・コリアが逝ってしまった。みんな驚いた。誰もチックが死ぬなんて思ってもみなかったと思う。だってつい最近まで自宅から元気そうにライブ発信していたじゃないか。改めて自分に対するチックの音楽の影響力を見直してみた。ジャズを勉強始めた頃に何度も何度も聴いた<Hairy Canary>という曲を取り上げてみた。
続きを読む23歳の小曽根真がミュンヘンで行ったピアノソロコンサートの貴重な映像を、クインシー・ジョーンズがプロデュースするQwest TVが動画配信する。
続きを読む訳あってしばらく遠ざかっていたが、「Trilogy」トリオでまた聴きだしたチック・コリアだ。ボストン公演のライブ報告も含め、最新作『Trilogy 2』からマイルスの名曲、<All Blues>を取り上げてみた。多くに誤解されて演奏されているこの曲、チックの奇抜な解釈と、チック節のおしゃれなインプロラインを解説。
続きを読むこの4月13日にビル・エヴァンスの未発表ライブ2枚組、『Evans In England』がリリースされた。7年近く続いたビル・エヴァンス第二期トリオだ。このアルバムをもって、ジャズの歴史の中でどうエヴァンスが特異であったかを考察して見た。また、スイングの曲でのエヴァンスの意外なボイシングも採譜で解説。
続きを読むジェレミー・スタイグが亡くなってしまった
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