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Jazz and Far Beyond

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R.I.P. 林 聡No. 320

林聡 (Satoshi Hayashi) さんが他界されました、宇宙空間へ。 大島 彰

《創造とは、すべての感覚が関連しあっている》、音楽もしかり、「Nomart」とはそれを産み出す場であり続ける、感覚の交差点、深江橋からスパーク、そしてまだ見ぬ世界へ、宇宙空間へ、………本気でそんなことを考えていた人で、いつも笑顔で迎えてくれました。

初めて逢ったのは2021年2月、橋本孝之さんのホーム「Nomart」での演奏を聴きに、東名江田から高速バスで大阪へ、その会場ギャラリー代表ディレクターが林聡さんでした、以来お逢いしたのは6回、橋本さんの話を聞かせて戴いてました。

橋本「僕らの目標って何だろう?」
林「世界制覇!」

出版界では今年最大のベストセラーとなった「成瀬あかり」シリーズで《膳所から世界へ》というフレーズが流行しましたが、何年も前から成瀬みたいなことを本気でさりげなく実践されていたのが林さんです、その突き進む姿を見て来た方は、きっと成瀬みたいだな、と愛のようなものを感じられていたかと。

個人的には、西村紗知さん、沼尾翔子さんという若い世代の才能に場を提供して下さいました、嬉しかったです、ありがとうございました。

*写真キャプション
小説「成瀬は天下を取りにいく」ビジュアルが使われた駅貼ポスター。

大島彰

大島彰 (ランダムスケッチ) 1955年京都市出身、川崎市在住。故・羽仁五郎に師事し、歴史・哲学を学ぶ。著作に「一里塚の起源」「もう一歩遠くまでといつも思っていた」他。編集者としては「邪馬台国関係文献目録」『阿部薫覚書』『岡村孝子全歌詩』他。音楽プロデューサーとしては、柳川芳命「地と図」(渋谷ジァンジァン)、「花の女子高生コンサート」(長野県上田市) 他。テレビ、ラジオ、CD制作などの仕事も多数。

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