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9/21 Jazz in Hokutopia Vol.2

text by Kazune Hayata 早田和音

 

昨年、チケット発売するや否や完売となったビッグ・イベント Jazz in Hokutopia の第2回が今年9月21日(土)に開催される運びとなった。今回の出演は、Akira Ishiguro Group(アキラ・イシグロ・グループ)、Tenors in Chaos(テナーズ・イン・カオス)、Patrick Bartley Quartet(パトリック・バートリー・カルテット)という、今ジャズ・シーンで話題の国内外トップ・アーティスト3組を揃えた豪華ラインアップ。チケット(全席指定席)発売日は、財団有料会員が5月8日(水)~9日(木)。そして一般発売開始は 5月10日(金)とのこと。現代ジャズのトップを行く3組を一気に聴くことのできるビッグ・チャンスだ。

Jazz in Hokutopia Vol.2

■日程:2024年9月21日(土) 14:45 開場 15:30 開演

■場所:北とぴあ さくらホール
東京都北区王子1丁目11−1 ※王子駅すぐ(JR京浜東北線、南北線)

■出演

▼Akira Ishiguro Group (アキラ・イシグロ・グループ)
アキラ・イシグロ (ギター)
デイビッド・ブライアント (ピアノ)
マーティ・ホロベック (ベース)
ジーン・ジャクソン (ドラム)

▼Tenors in Chaos (テナーズ・イン・カオス)
陸悠 (テナーサックス)
西口明宏 (テナーサックス/ソプラノサックス)
馬場智章 (テナーサックス)
デイビッド・ブライアント (ピアノ)
須川崇志 (ベース)
小田桐和寛 (ドラム)

▼Patrick Bartley Quartet (パトリック・バートリー・カルテット)
パトリック・バートリー (アルトサックス)
スエナガタカフミ (ピアノ)
伊藤 勇司 (ベース)
木村 紘 (ドラム)

■チケット価格
【一般】¥5,000
【財団メンバーズ割引】¥4,500
【北区民割引】¥4,500
【15歳以下券】¥1,000
※当日証明書をご提示ください。
※全席指定席

■チケット発売日
財団有料会員発売日 5月8日(水)-9日(木)
一般発売 5月10日(金)

■チケット販売先
ほくとぴあチケットオンライン
※または北とぴあ窓口にて
https://p-ticket.jp/kitabunka

■主催
主催:内藤プランニング
共催:(公財)北区文化振興財団
協力:QUAD17

■イベントページURL
https://kitabunka.or.jp/event/16099/

■出演者紹介

▼Akira Ishiguro (guitar) アキラ・イシグロ (ギター)
ニューヨーク在住。日系アメリカ人ギタリスト。幼少よりアメリカで育ち、2006年バークリー音楽大学卒業。 55Bar、ブルーノート、Smallsなどに出演し、これまでにマイロン・ウェルデン、ネイト・スミス、アリ・ホーニグ、マーク・ギュリアナ、マリア・シュナイダー、ジェイソン・リンドナー、ヘンリー・ヘイ、ウイル・ヴィンソン、ジョン・ゾーン、ジョージ・ガゾーン、クリスチャン・マクブライド、ジョー・マーティン、マット・ペンマン、シーマス・ブレイク、ジョン・エリスなどと共演している。
Akira Ishiguro(WebSite):
https://www.akiraishiguromusic.com/shows?view=calendar&month=09-2023

spotify

 

YouTube
・Vast Mural – MURAL (Ishiguro/Schwebs/Recabarren)

 

▼Tenors in Chaos(テナーズ・イン・カオス)
JAZZシーンの「今」を突き走る3人のテナー・サックスプレイヤー 西口明宏・馬場智章・陸悠が結集したスーパーグループ “Tenors In Chaos” 自身のグループFOTOSとしての活動の傍ら、JAZZミュージシャンからの絶大な信頼を得ている西口明宏、バークリー音楽院を主席卒業し、MISIAや大西順子との共演から自身が作編曲するアンサンブルでの活動まで多岐にわたる活躍を見せる陸悠、アニメーション映画『BLUE GIANT』で主人公 “宮本大” の演奏を担当し、その名を轟かせた馬場智章、この多彩な3人のサックスプレイヤーが集まったグループ。 2021年12月に神戸で行われたライブイベント「The BUNDLE」で結成され、その3人の美しく、ダイナミックな演奏が大きな評判を呼んだ。馬場、西口、陸の3人が新バンドのために書き下ろした楽曲を持ち寄り、レコーディングを敢行。カオスな3人のサックスプレイヤーを支えるのは、デヴィッド・ブライアント(p)、須川崇志(b)、小田桐和寛(ds)の3人。代表的なスタンダードからメンバー各々のオリジナル楽曲を、テナーサックス3本の個性的なアンサンブルで表現。デビューアルバム『Chaos』が、黒田卓也が主宰するレーベルaTak Record(エイタック レコード)から発売されている。

YouTube

 

▼Patrick Bartley(パトリック・バートリー)(A.sax)

フロリダ州マイアミ出身。マンハッタン・スクール・オブ・ミュージック在学中からプロ活動を開始。ウィントン・マルサリス、ジョン・バティステ、エメット・コーエン、ラリー・グレナディア、スティーブ・ミラー、ハービー・ハンコック、ルイス・ヘイズ、キャロル・キング、ジミー・コブ、マーキス・ヒル、ボビー・サナブリア、マーカス・プリントアップら世界的なアーティストと数多く共演するほか、日本の音楽にフォーカスしたバンド、J-MUSIC Ensembleを主宰。2022年から拠点を日本に移し、BIG YUKI、Sugizoとの共演や、JAZZ 2023 NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇への参加など多彩な活動を展開。最新作は、井上銘(g)、スエナガタカフミ(p, kb)、伊藤勇司(b)、木村紘(ds)らを擁するバンド、Patrick Bartley’s DREAMWEAVERで今年4月に発表した『ザ・ドリームウィーバー』(ReBorn wood) RBW-0032

YouTube

早田和音

2000年から音楽ライターとしての執筆を開始。インタビュー、ライブリポート、ライナーノーツなどの執筆やラジオ出演、海外取材など、多方面で活動。米国ジャズ誌『ダウンビート』国際批評家投票メンバー。世界各国のメジャー・レーベルからインディペンデント・レーベルまで数多くのミュージシャンとの交流を重ね、海外メディアからの信頼も厚い。

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