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international(海外)News

Bayfront Jazz Festival, Miami on April 30th (International Jazz Day) & May 1st, 2021

text : Takehiko Tokiwa 、常盤武彦


今年の4月30日のインターナショナル・ジャズ・デイは、東京を始め各地ヴァーチャル・コンサートがメインだが、マイアミからは入場者を1,500人に制限して、コロナ・パンデミックが始まって以来、初めての大規模な野外コンサートが開催される。今回、第一回を迎えるBayfront Jazz Festivalは、マイアミ市内のベイフロント・パークにある、すべての電力を公園内のソーラー・パネルによる太陽光発電でまかなっているFPLソーラー・アンフィシアターを舞台に、多彩なアーティストが登場する。4月30日のオープニングをかざるのは、エリカ・バドゥ(vo)に”King of Neo Soul”と称された、ロイ・エイヤース(vib,vo)が登場。ファンキーなプレイで、健在ぶりをしめすだろう。そしてキューバ系移民の多いマイアミならではで、キューバのレジェンド、チューチョ・ヴァルデス(p)が出演する。2日目には、先頃ブルーノート東京での熱いライヴ・アルバムをリリースした、ゴンサロ・ルパルカバ(p) & アイメー・ヌビオラ(vo)・グループ、続いてマーク・ジュリアナ(ds)のエレクトロニカ・ユニット、”Beat Music”が登場。大トリを飾るのは、レジェンド・シンガーのディー・ディー・ブリッジウォーター(vo)だ。すべてのコンサートは、2日間の通し券は$25.00、1日ずつだと$15.00で、4Kライヴ配信される。詳細は下記リンクを参照されたい。ワクチン摂取がちゃくちゃくと進むアメリカから、高らかにライヴ・ジャズ・シーンの復活を宣言する。(日本時間では5/1 の8:30AM. 5/2の6:30AMから)

Bayfront Jazz Festival (30 April – 1 May 2021): www.bayfrontjazz.com
Tickets Bayfront Jazz Festival: via bayfrontjazz.com for the livestream and Ticketmaster.
Passes and vouchers are limited in number.

FRIDAY 30 APRIL 2021- MAIN STAGE

9:30 PM: CHUCHO VALDES QUARTET
CHUCHO VALDÉS—PIANO
JOSE ARMANDO GOLA—BASS
DAFNIS PRIETO—DRUMS
ROBERTO VIZCAINO JR.—PERCUSSION

7:30 PM: ROY AYERS QUINTET
ROY AYERS—VIBES & VOCALS
MARK ADAMS—KEYBOARD
TREVOR ALLEN—BASS GUITAR
CHRISTOPHER DECARMINE—DRUMS
DASHILL SMITH—HORN

SATURDAY 1 MAY 2021 – MAIN STAGE

9:30 PM: DEE DEE BRIDGEWATER & THE MEMPHIS SOULPHONY
DEE DEE BRIDGEWATER—VOCALS
BARRY CAMPBEL— BASS
CHARLTON JOHNSON—GUITAR
BRYANT LOCKHART—SAX
CURTIS PULLIAM—TRUMPET
SKYLER JORDAN, MONET OWENS—BACKGROUND VOCALS
CARLOS SARGENT—DRUMS
FARINDELL “DELL” SMITH—KEYS & ORGAN

7:30 PM: GONZALO RUBALCABA & AYMEE NUVIOLA
GONZALO RUBALCABA—PIANO, SYNTHESIZERS AND PERCUSSION
AYMEE NUVIOLA—LEAD VOCALS
CRISTOBAL “EL PROFE” VERDECCHIA—BASS
REINIER GUERRA—DRUMS
NEIGER “MAJITO” AGUILERA—PERCUSSION
YANIER HORTA—SAXOPHONE
LOURDES NUVIOLA—LEAD VOCALS AND BACKING VOCALS;
ALFREDO LUGO—BACKING VOCALS

5:30 PM: MARK GUILIANA BEAT MUSIC
MARK GUILIANA —DRUMS AND ELECTRONICS
NICK SEMRAD —SYNTHESIZERS
CHRIS MORRISSEY —ELECTRIC BASS

Bayfront Jazz Festival

 

常盤武彦

常盤武彦 Takehiko Tokiwa 1965年横浜市出身。慶應義塾大学を経て、1988年渡米。ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アート(芸術学部)フォトグラフィ専攻に留学。同校卒業後、ニューヨークを拠点に、音楽を中心とした、撮影、執筆活動を展開し、現在に至る。著書に、『ジャズでめぐるニューヨーク』(角川oneテーマ21、2006)、『ニューヨーク アウトドアコンサートの楽しみ』(産業編集センター、2010)がある。2017年4月、29年のニューヨーク生活を終えて帰国。翌年2010年以降の目撃してきたニューヨーク・ジャズ・シーンの変遷をまとめた『New York Jazz Update』(小学館、2018)を上梓。現在横浜在住。デトロイト・ジャズ・フェスティヴァルと日本のジャズ・フェスティヴァルの交流プロジェクトに携わり、オフィシャル・フォトグラファーとして毎年8月下旬から9月初旬にかけて渡米し、最新のアメリカのジャズ・シーンを引き続き追っている。Official Website : https://tokiwaphoto.com/

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