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セシル・マクロリン・サルヴァント6月来日

21歳で“セロニアス・モンク・コンペティション”のヴォーカル部門で優勝した後にプロ・デビュー。ジャッキー・テラソン(p)や渡辺貞夫(as)、ウィントン・マルサリス(tp)ら錚々たるアーティストと共演。これまでに、『For One to Love』『Dreams and Daggers』『The Window』という各アルバムで3度のグラミー賞ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞している現代最高峰のディーヴァ、セシル・マクロリン・サルヴァントが6月に来日。27日(火)、28日(水)の両日に東京・丸の内コットンクラブで2-days公演を行なう。

共演は、元ロイ・ハーグローヴ・クインテットのレギュラー・ピアニストであり、前述のグラミー賞受賞作『The Window』でも共演しているサリヴァン・フォートナー。フランス人とハイチ人を両親に持つマクロリンは今年3月に、自身のルーツである伝承文化を探求するコンセプチュアルなアルバム『Mélusine』を発表。同作で表現された深遠な音楽が、コットンクラブのステージで展開される。

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早田和音

2000年から音楽ライターとしての執筆を開始。インタビュー、ライブリポート、ライナーノーツなどの執筆やラジオ出演、海外取材など、多方面で活動。米国ジャズ誌『ダウンビート』国際批評家投票メンバー。世界各国のメジャー・レーベルからインディペンデント・レーベルまで数多くのミュージシャンとの交流を重ね、海外メディアからの信頼も厚い。

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