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10/18 ユッスー・ンドゥールが第29回高松宮殿下記念世界文化賞「音楽部門賞」受賞

グラミー賞受賞歌手セネガルのユッスー・ンドゥールが、世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞の「音楽部門賞」受賞に決定、10月18日に明治記念館で授与式が行われる。世界文化賞は今年で29回目を迎え、クラシック以外の過去の受賞者は、ラヴィ・シャンカール、オスカー・ピーターソン、オーネット・コールマンの3人のみ。受賞者には、顕彰メダルと感謝状、賞金1500万円が贈呈される。

ユッスー・ンドゥールは、1959年セネガル・ダカールのグリオ(語り部)の家系に生まれ、12歳から音楽活動を始めた。西アフリカ固有のリズム「ンバラ」をモダンにアレンジし、伝統音楽にさまざまな民族音楽や欧米ポップ・ミュージックのエッセンスを取り入れ、1979年「エトワール・ドゥ・ダカール」を結成、1980−90年代の「ワールド・ミュージック」ブームを牽引した。

2004年、『エジプト』でグラミー賞受賞。最新作は、今年4月に国内発売された『アフリカ・レック』。
1994年の「スーパー・エトワール」を率いた「ザ・ガイド・ツアー」を始め何度かの来日経験がある。写真集『XIPPI』(マガジンハウス)が刊行されている。(写真:高松宮殿下記念世界文化賞公式サイトより)

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