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Jazz and Far Beyond

ジェーン・アイラ・ブルーム

及川公生の聴きどころチェックNo. 220

#284 『Jane Ira Bloom / Early Americans』

ジム・アンダーソンは過去にないドラムスとベースに挑戦している。重低音のベースの力強さ。ドラムスの音像の濃厚さ。お歳を召してさらに重厚さと粘りの表現に挑戦。ミックスバランスが表現する音像の組み立て。支えるベースとドラムの質量感が前面にしっかり安定。オーディオ指向も気になる。

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CD/DVD DisksNo. 219

#1325 『Jane Ira Bloom / Early Americans』

異能のソプラノ・サックス・プレイヤー、ジェーン・アイラ・ブルームの長いキャリアで初めてのトリオ作品は、リズムとメロディが交錯する野心作だ。パートナーに選んだのはマーク・ヘライアス (b) とボビー・プリヴェット (ds) 。コードの束縛から解放され、ブルームのフリーキーなメロディが、柔軟なリズムにのって飛翔する。

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