Jazz and Far Beyond
一番印象に残ったのは2つの海外ミュージシャンによるライヴ・パフォーマンスだった。
やはりMy PickとなるとHiromiのSonicwonderlandだ。ベースのアドリアン・フェホーとドラムのジーン・コイをようやっとライブで観ることができて興奮したし、Hiromiはやっぱりライブが最高だった。
ECMとマンフレート・アイヒャーの思想を理解するために最適なドキュメンタリー
地球の裏側でお互いをリスペクトしてきた巨匠 小曽根真と鬼才 アンドレ・メマーリが、ずっと夢見ていたデュオコンサートを2024年4月サンパウロで実現。お互いの音を完全に聴き合いながらその場で生まれてくる音楽に圧倒された。この初コンサートを経て12月に日本でのツアーが行われ大成功を収めた。
マリサ・アベラが吹き替えなしで自身が歌ったその声・歌唱力に脱帽。
ノルウェー在住、田中鮎美(p)参加のプロジェクト。トーマス・ストレーネン(ds)率いる5人は、その日の風に乗るように、即興が導くまま変容していく。
8年ぶりのトン・クラミ来日公演。
極めてシンプル・・・。でもこのシンプルな味わいの深さ、尊さといったら・・・。
ふたりのイタリアの天才型ミュージシャンのデュオを無料で聴けた。
百戦錬磨のメンバー達による緩急自在のアンサンブルの面白さが際立つ公演。彼の特徴である美音も健在だった。
3者の音楽性が相間見え、織り成されて会場に谺したサウンドはまさに「宇宙の仙川」、 稀に見る秀逸なコラボレーションだった。