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My Pick 2024このディスク2024(国内編)No. 321

#07 『WONK:Shades of』 三田晴夫

ユニバーサル POCS-23055 ¥3,300

WONK:
Kento NAGATSUKA(vo)
Ayatake EZAKI(key)
Kan INOUE(b)
Hikaru ARATA(ds)

01  FRAGMENTS
02  ESSENCE
03  FLEETING FANTASY
04  SKYWARD
05  LIFE LIKE THIS
06  HERE I AM
07  PASSIONE
08  SHADES
09  ENDLESS GRAY
10  VOICE
11  MIRACLE MANTRA
12  ONE VOICE


ロバート・グラスパーやハイエイタス・カイヨーテに代表されるフィーチャー•ソウルの分野で日本のオルタナティブ・シーンを牽引するWONKの6枚目のアルバム。

メンバー4人のうちキーボード江崎文武とドラムの荒田洸が早稲田ダンモ出身であり、その江崎は石若駿にも繋がるKing Gnuのメンバーである事もあり、随所にジャズ的センスが見え隠れする。こういうの好きだなあ。

そこにラップも加わって、様々な音楽的要素がミックスチャーされた正に現代の先端を行くサウンドは聴きどころ満載。


三田晴夫(みた・はるお)
ジャズのマネージメント事務所(有)ジャムライスを経て、1985年にCM音楽を中心にした音楽制作会社(有)スーパーボーイを設立(旧社名(有)四宝)。2009年にレコードレーベルTEOREMA、翌年にJUMP WORLDを立ち上げ、自らプロデューサーとしてジャズを中心にするも民謡からJ-POPまで幅広く制作している。
主な作品としては、2017年のteaのデビュー•アルバム「INTERSTELLAR 」がミュージック・ペンクラブの新人賞、2020年の宮本貴奈の「Wonderful World 」が同賞の最優秀作品賞を受賞。最新作は2024年1月10日リリースのクリヤ・マコト/安井源之新 RHYTHMATRIXの「BRIGHTNESS」。
www.superboy.co.jp

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