JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

閲覧回数 18,207 回

EventsLocal(国内)News

3/22 sara(.es)×河端一@Gallery Nomart

2025年2月22日より大阪ギャラリーノマルで、90年代より独自の境地を走る画家、栗田咲子個展「Private Zoo」が開催される。Private Zooとは、栗田の“楽園”に対してノマルのディレクター・故 林聡が直感的に贈ったタイトルとのこと。

そんな栗田の個展の最終日に、世界的なサイケデリック・ロックバンド「ACID MOTHERS TEMPLE」の河端一とsara(.es)による7年ぶりのDUO公演が開催される。

ノマルでの初個展に際して、自身の作品世界をいつくしみ幾つかの「初」にチャレンジする栗田が新たに生みだす空間で、河端とsaraもまた過去のイディオムをオフにしたセッションに挑むという。何が生まれ来るかは当日にしか分からない、スリリングな音と絵画の地平を体験できるだろう。


2025年3月22日(土)
栗田咲子個展「プライベート・ズー / Private Zoo」
Closing Live:Private Zoo
出演:sara(.es), piano & 河端一 Makoto Kawabata, guitar
料金:前売 2,500円 / 当日 3,000円 *予約制 定員30名
時間;Open 19:00 / Start 19:30 –
会場:Gallery Nomart (ギャラリーノマル)

>> 予約フォーム / Reservation form


sara (.es) piano, perc.

2009年「Gallery Nomart (ギャラリーノマル) 」をホームに橋本孝之 (alto sax, guitar, harmonica) 、アート・ディレクター林聡と共に.es (ドットエス) 結成。領域を縦横無尽に横断する音楽家として独自の存在感を放つ。 “音”と“音楽”の間 (ま) で交錯する感覚を表現。2022年秋、宇都宮泰との出会いを機に「Utsunomia MIX」プロジェクトを始動。 2021年5月橋本孝之永眠、2024年11月林聡永眠後も「音に限定しない表現」「アートへ向かう」という意志を「.es」名で承継。さらに表現領域を交差させた水路を拓く。

>> .es Website

>> Utsunomia MIX

 

河端一 Makoto Kawabata guitar

欧米にて絶大な支持を受けるサイケデリックロックバンド「Acid Mothers Temple」を率い、その轟音超高速ギタリストとして認知される一方、ソロ活動に於いては、弓弾きやグリッサンドギター等を駆使し、ギタードローンの開祖としても広く知られる。1978年に自作楽器と電子音による作品を制作発表以来、様々なユニットを結成しては、世界中より膨大な数の作品をリリース、また欧米を中心に精力的にツアーも行い、その活動の全貌把握は困難を極める。近年は自身のキャリアの原点回帰とも言える電子音楽演奏も行う一方、2020年からアコースティックギターによるソロ活動も開始。コロナ禍の2020年6月、BandcampにてD.I.Y.デジタルリリース開始、毎週2作品ずつ公開し続け、現在は300タイトルを優に越える。

>> Website

 

展覧会情報
栗田 咲子 Sakiko Kurita
“プライベート・ズー / Private Zoo”
2025.2.22 sat – 2025.3.22 sat
13:00 – 19:00 日曜・祝日休廊
>> Exhibition

 

剛田武

剛田 武 Takeshi Goda 1962年千葉県船橋市生まれ。東京大学文学部卒。サラリーマンの傍ら「地下ブロガー」として活動する。著書『地下音楽への招待』(ロフトブックス)。ブログ「A Challenge To Fate」、DJイベント「盤魔殿」主宰、即興アンビエントユニット「MOGRE MOGRU」&フリージャズバンド「Cannonball Explosion Ensemble」メンバー。

コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.