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11/17 スイスINTAKTより高瀬アキ他新譜2タイトルをリリース

積極的な新譜リリースが続くスイスINTAKTレーベルより本年最後の新譜2タイトルが11月17日にリリースされる。 高瀬アキ(p) の新作は女性サックスのイングリッド・ラウブロック (ts,ss)とのデュオ『KASUMI』(INTAKT CD337/2019) 。1948年に大阪で生まれ、東京での活動を経てベルリンに移住した高瀬と、1970年ドイツに生まれ、ロンドンを経てブルックリンを中心に活動する二人の女性音楽家の初共演。収録された楽曲はそれぞれ5曲ずつのオリジナル曲と4曲の即興で、二人の描く音世界はまさに広大無辺。録音は昨年9月にスイスで行われた。INTAKTレーベルでの高瀬のデュオ歴は長く、パートナーのアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハpを始め、デイヴィッド・マレイreeds、アユミ・ポールvln、ハン・ベニンクds、ルイ・スクラヴィスreeds、ルデ・マハールb-cl、シルケ・エバーハルトreeds、ローレン・ニュートンvoと多士済々。今年 (2019) の「秋のアキ」では 11月16日、新宿ピットインで早坂紗知reedsとのデュエットが予定されている。
同時にリリースされる『The Pearls』(INTAKT CD331/2019) は、エラリー・エスケリンts、クリスチャン・ウェーバーb、マイケル・グリーナーdsのトリオ盤。NYのサックス奏者エスケリン、スイスのベーシスト、ウェ〜バー、ベルリンのドラマー、グリーナーの多国籍トリオは、2017年の『Sensations of Tone』(INTAKT CD276)でジェリー・ロール・モートンやベニー・モーテン、ファッツ・ウォーラーなどのジャズ・クラッシクにトリオの即興演奏を交えたアルバムをリリース、文字通り“センセーション”を巻き起こしたが、新作でもスコット・ジョプリンやジェリー・ロール・モートンのラグ・タイム、ベイシーのジャイブとトリオの即興演奏をまったく同じレヴェルで演奏している。

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