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2/4 柳原由佳、馬場孝喜 & 沢田穣治
at 大阪・天満 Bamboo Club

Text by Hideo Kanno 神野秀雄

●彩かな音世界を描き出すピアニスト柳原由佳とギタリスト馬場孝喜の初共演

2025年2月4日(火) 19:30
大阪・天満 南国風古民家カフェ「Bamboo Club」

柳原由佳 Yuka Yanagihara: piano
馬場孝喜 Takayoshi Baba: guitar
沢田穣治 Jyoji Sawada: contrabass

予約¥3,300 / 当日¥3,500  (1 drink & snack ¥1,000別途)
TEL: 06-6371-6403 大阪市北区黒崎町12-17 ウェブサイト
問合せ: bamboo.club.0601 (at) gmail.com
最寄駅:地下鉄堺筋線 天神橋筋6丁目 13番出口より徒歩2分
阪急・阪神 大阪梅田駅 徒歩15分 JR環状線 天満駅 徒歩7分 大阪駅 徒歩15分

馬場孝喜は京都出身、ニューヨーク〜ブラジルに渡り、身に付けた卓越したテクニックと斬新なサウンドで、ジャズ界のレジェンドからJ-Popのスターにまで重用されて来たギタリスト。2023年には『Nobie & 馬場孝喜/おわりとはじまり』をリリースしている。柳原由佳は大阪出身、バークリー音楽大学に学びさまざまなプロジェクトで活躍するピアニスト。「デトロイト・ジャズ・フェスティヴァル2023」に「Khamsin」のメンバーとして出演、熱くも爽やかなピアノを聴かせ、大勢の観客を熱狂させたのも記憶に新しく、最近ではアジアへヨーロッパへ活動の幅を広げている。

柳原由佳と馬場孝喜は色彩豊かなサウンドを持ち、さまざまなグルーヴを表現してきたが、これまでに共演がありそうで、なぜか出会うことがなかった。この遅すぎる出会いから、どんな音楽が生まれるのか全く想像ができていない。

その接点にいたのが兵庫出身の音楽家 沢田穣治。沢田は馬場を最も信頼するギタリストとして共演し続けてきた。柳原とは「sonora do silencio」で出会い、3年目を迎えて共同作業が本格的になってきている。沢田はショーロクラブで35年以上活動し、映画音楽・沖縄島唄・現代音楽・音響系作品の制作や、J-POPアーティストのプロデユース、アレンジなど多種多様な音楽制作に携わってきた。

その出会いの場となるのは、柳原と沢田がしばしばライヴを行なってきた大阪・天満の南国風古民家カフェ「バンブークラブ」だ。竹で作られた天井、昔ながらの形を残した懐かしい家に帰ってきたような空間で不思議と和む空間。

そこで新しさと緊張感と優しさが交錯する音楽が生まれる瞬間を目撃して欲しい。

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

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