9/26〜10/03 エディ・プレヴォ来日
イギリスのドラマー/パーカッション奏者、エディ・プレヴォ Eddie Prévost が15年ぶりに来日。プレヴォはジャズ・ドラマーとして演奏を始めたが、1965年に実験的な即興集団AMMを立ち上げた一人としてよく知られており、独自の美学、音楽的志向を持つサウンドの探求者と言っていい。
前回は jazz & NOW の招聘でジョン・ブッチャーとのデュオで国内をツアーしたが、今回は単独での来日。ロンドンで共演し、デュオ・アルバム『The Whole Moon Rests In A Dewdrop On The Grass(全月は、くさの露にやどる)』(Matchless Recordings, 2018) をリリースしている電子音楽家の池田謙と「間に在るもの」と題したコンサートを両国門天ホールで開催する。ゲストは近年その活動が注目されているピアニストの遠藤ふみ。
また、AMMとSachiko M (Sinewaves) との2004年の録音が今年『Testing』(Matcheless Recordings)としてリリースされたことがきっかけで、公園通りクラシックスで Eddie Prévost 3 Days が企画された。この 3 Days では、プレヴォのソロ、Sachiko M、大友良英とのデュオ、トリオだけではなく、松丸契 (Sax) や松本一哉 (Gongs) とのデュオも予定されている。
そして、プレヴォと同世代の日本を代表するピアニスト/即興演奏家である佐藤允彦とハイパー箏奏者として国際的にも評価を得ている八木美知依との初共演が神保町 試聴室で行われる。どのようなサウンドの展開になるのか、未知数だけに興味深い。
今回の来日はプレヴォの演奏に触れる滅多にない機会だ。いずれのプログラムも一見の価値あり!
10 月3 日 (金)
出演: エディ・プレヴォ(タムタム、スネアドラム)池田 謙(シンセサイザー)ゲスト:遠藤ふみ(ピアノ)
第一部:エディ・プレヴォ 池田 謙 デュオ
第二部:エディ・プレヴォ 池田 謙 遠藤ふみ トリオ
開場 19:00 / 開演 19:30
会場:両国門天ホール
料金:前売 4,000 円 当日 4,500 円 学生 3,000 円
予約:両国門天ホール(火曜休館)電話・FAX:03-6666-9491 予約フォーム:https://x.gd/KtIaR
問い合わせ: jazz & NOW(メール:jazzandnow[アットマーク]gmail.com)
Eddie Prévost 3 Days @公園通りクラシックス
9月26日(金)Day 1
<SOLO> エディ・プレヴォ Percussion Solo
<TRIO> エディ・プレヴォ (Perc), Sachiko M (Sinewaves), 大友良英 (G & TT)
開場19:00 / 開演20:00
9月27日(土)Day 2
<DUO> エディ・プレヴォ (Drums & Perc), Sachiko M (Sinewaves)
<DUO> エディ・プレヴォ (Drums & Perc), 大友良英 (G & TT)
開場 18:00 / 開演 19:00
9月28日(日) Day 3
<DUO> エディ・プレヴォ (Drums & Perc), 松丸契 (Sax)
<DUO> エディ・プレヴォ (Drums & Perc), 松本一哉 (Gongs)
開場 18:00 / 開演 19:00
会場:公園通りクラシックス
料金:予約 4,000円 当日4,500円
Eddie Prévost 佐藤允彦 八木美知依
10月1日(水)
出演: エディ・プレヴォ (ds), 佐藤允彦 (p), 八木美知依 (エレクトリック21絃箏、エレクトリック17絃箏)
開場 19:30 / 開演 20:00
会場: 神保町 試聴室
料金: 予約4,000円 当日4,500円(1ドリンク込み)
photo ©2010 Kazue Yokoi
佐藤允彦, 八木美知依, 大友良英, 松丸契, 遠藤ふみ, 池田謙, 松本一哉, ディ・プレヴォ, Eddie Prévost