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ECMから新作3タイトル リリース
ジョン・テイラー、ヴォルフガング・ムースピール、ドブリンカ・タバコヴァ

ジョン・テイラー『Tramonto』

ジョン・テイラー・トリオの新作『Tramonto』(ECM2544)は、2002年のコンテンポラリー・ミュージック・ネットワーク・ツアー中に英バーミンガムで行われたライヴ録音。『Tramonto』は、祝祭的で社交的なムードの中で、英国のピアニスト、ジョン・テイラー(1942-2015)が、アメリカのミュージシャン、マーク・ジョンソンとジョーイ・バロンと組んだ彼の最もダイナミックで機知に富んだグループの一つであることを示している。このエネルギッシュなチームによる成果は、『トラモント』の翌月オスロ・レインボウ・スタジオで録音され2003年にリリースされたアルバム『ロスリン』(ECM1751)で実証されている。

https://www.youtube.com/shorts/FeLYE3o6B54

ヴォルフガング・ムースピール『Tokyo』

ヴォルフガング・ムースピールの新作『Tokyo』(ECM2857)は、スコット・コーリー(b)とブライアン・ブレイド(ds)を擁するトリオ。『Angular Blues』(ECM2655, 2020)、『Dance of the Elders』(ECM2772, 2023年)に続くトリオによるECM第3作。アルバムは、キース・ジャレットの<Lisbon Stomp>でオープン、ポール・モチアンの <Abacus>で幕を閉じるが、中はムースピールの多彩な表情を持つオリジナルで占められている。タイトルの『Tokyo』はアルバムが、2024年10月に東京・池袋のスタジオDeDeで録音されたことによる。ミックスは、2025年2月、ミュンヘンでマンフレート・アイヒャーが手がけた。

ドブリンカ・タガコヴァ『Sun Triptych』

New Seriesの新譜は、ブルガリア系イギリス人作曲家ドブリンカ・タバコヴァ待望のECM第2作『Sun Triptych』(ECM2670)。2014年のデビュー・アルバム『String Paths』(ECM2239) は大好評を得て、グラミーにノミネートされた。新作では、<Whispered Lulaby and Suite in Jazz Style>、​​ヴァイオリンとハーディガーディのための<糸紡ぎ>、タバコヴァ指揮BBCコンサートオーケストラによる<シューベルトへの幻想的オマージュ>、ギボンズとパーセルからインスピレーションを得た弦楽器のための<オルガヌム・ライト>など変化に富んだプログラム。タバコヴァは1980年ブルガリア生まれ、1991年ロンドンに移住。録音はベルリンとロンドンで、ミックスはミュンヘンで行われた。

https://www.youtube.com/shorts/AXNghYMB0tA

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